Tuesday 30 April 2019

大使館のスパイ

暫く前に、北朝鮮のスペイン大使館が襲われ、パソコンなどが盗まれた事件があった。犯人はFBIが関与していたらしく、米朝の融和に水を差す結果となった。それにしても今どき白昼堂々と押し入る辺りは、映画擬きの大胆さであった。

日本も同じような被害に遭ったことがある。明治の日露講和条約を巡り、オランダのハーグにある日本大使館から暗号が盗まれた事件である。普通は金庫に入れる暗号表を、ハーグ大使は机に施錠して帰る習慣があった。それを知ってロシアに雇われた職員が大使が帰宅した後に盗み出し、何回かに分けて写真を撮る事に成功した。その結果、日露戦争後の日本の情報が殆ど筒抜けになったという。事件が発覚したのは、関わったスパイにロシアが正当なカネを払わなかったため、スパイが日本側に密告した事による。その辺の様子が、吉村昭著「ポーツマスの旗」に詳しく書かれていて面白い。

何方の事件も、本国から離れた第三国を舞台にしていた。そう言えば、太平洋戦争の終戦工作が行われたのが軽井沢のスイス公邸であった。だから軽井沢だけは爆弾が落ちないと云われていたようだ。東京から疎開した外国人の中にドイツ大使館員がいて、日本人女性との恋を描いた「ヴィオロンのため息」も中々いい小説であった。ハーグ大使館から盗み出したのもロシア美人であった。緊迫した雰囲気に女性が登場すると事件が物語風になる。

Saturday 27 April 2019

シャネルNo.5の秘密

若い頃、ある人からアラミスの香水を貰った。それまで香水とは縁が無かったが、付けて見ると中々いい香りがして、お洒落が増幅した気になった。男性用の香水の特徴は、汗がベースに隠れて居ると聞き、女心を擽る秘密に納得したりした。

その香水で有名なのは、何といってもシャネルの5番だろう。実は一度も嗅いだことがないので、どんなものか知らないが、T・マッツエオの「シャネルNo.5の秘密」を読むとその源泉が紹介されていて面白い。それは、ココ・シャネルが幼少の時に育った孤児院と関係していた。場所はフランスのど真ん中のオーベルニュ地方で、辺りはジャスミン、ローズ、ラベンダーの宝庫であった。それをベースに、銅鍋で煮沸したシーツから立ち上るアロマや、教会の秩序と厳格、磨き上げられた石床を彷彿させるイメージで作られた。数字の5も、教会の五芒星で、土、水、火、空気に次ぐ5番目の元素=スピリットらしい。ココ・シャネルと言うと、やはりT・マッツエオの「ホテルリッツ」に出て来る。30~40年代にリッツを定宿にしていた彼女は、宿の主のように振る舞い、ヘミングウェーのガールフレンドを皮肉る老獪な女性であった。しかし実は名声を得ながらも、不遇な幼少期と寂しい老後のバランスを取っていたのかも知れない。

シャネルのNo.5は、エリザベス・テーラーやグレース・ケリー、イングリッド・バークマンなど世界のセレブに愛された。マリリン・モンローの「夜寝る時に身に纏うのはシャネルNo5だけ」も有名だ。そんな華やかな世界も、暗くて寂しい田舎の孤児院から生まれたと知ると、少し身近になってくる。

Friday 26 April 2019

モンテカルロの風

毎年春を感じさせるのが、ゴルフのマスターズとテニスのモンテカルロ選手権である。マスターズではウッズ選手が奇跡的な復活を遂げた。スキャンダルや怪我を乗り越えての優勝に、勇気をもらった人は多かった。ゴルフ仲間でも一時その話題で盛り上がった。特にアーメンコーナーの12番は池越えのパー3で、仮にワンオンしても池に吸い込まれる難コースだが、ウッズは上手く切り抜けていた。そんな話していたら、知人の日本人でホールインワンした人がいると聞き、一層身近になった。それにしても画面に映し出されるオーガスタのグリーンが何と美しい事か!春の陽光に映え見ているだけでウットリしてしまう。

もう一つはモンテカルロである。期待した錦織選手は初戦で敗れてガッカリした。優勝はイタリアのフォニー二選手であった。普段はドクロのロゴが入ったシャツを着ているが、今回は新しいモデルなのだろうか?フォアハンドがバンバン決まっていたので、きっと調子も良かったのだろう。モンテカルロはヨーロッパ最大のカジノの町である。世界の金持ちが集まる華やかな雰囲気が、地中海に浮かぶヨットからも伝わって来る。特にこの季節は、春の強い日差しに映える赤土が美しい。選手の鍛え上げられた肉体と相まって、これまた絵のような光景を繰り広げている。

ただ今年は風が強かった。テレビの映像でも砂が舞い上がっているのが良く分かった。テニスにとって風は強敵だ。気も滅入るし集中力が削がれる。上手く読めば味方になるが、逃げれば敵が2人になったような気分になる。その点、どの選手も風を諸ともせずに処理していたのが印象的だった。流石プロは違う!

Wednesday 24 April 2019

池袋の交通事故

今週、池袋で87歳の男性が運転するプリウスが、親子2人をはね対向車と衝突した。100kmのスピードで赤信号の交差点に突っ込んだ様子が流れていた。普通なら道路交通法の過失致死で逮捕され、XX容疑者と出る処が、どこのマスコミもXXさんとかXX氏の呼称を使っている。事故を起こした加害者が、元工技院長で叙勲もあった人だったようだが、この扱いには流石に驚いた。同じ日に三宮駅前でバスが起こした事故があったが、こちらの運転手は当然容疑者になったのに・・・。

高齢者の運転事故は年々増えている。逆走、スピード違反、赤信号無視、前方不注意など他人事ではない。海の向こうでも、今年一月にエルザべス女王の夫、フィリップ殿下の運転するレンジローバーが接触事故を起こした。幸い人命には影響しなかったが、97歳までハンドルを握っていたことが凄かった。晩節を汚す事のないよう、やはり歳を取ったら運転は止めた方がいい。

突然の事故で、見知らぬ2人が加害者と被害者になる。被害者は元より、加害者も永年に渡りその罪を償うので地獄だ。その心境を歌にしたのが、さだまさしの「償い」である。昔ある裁判長が、加害者の少年にその曲を披露して諭した話は有名である。事故を起こした青年は長年被害者の妻に仕送りをした。しかし高齢者だと加害者が先に逝ってしまうのでそれが出来ない。当て逃げのようで無責任だし、今回の池袋の一件のように、過去の栄光が加害者を保護してしまう事もある。

Sunday 21 April 2019

祖母の伊勢参り

天皇ご夫妻が伊勢神宮に行かれた。退位報告の儀で、地元では多くの人に迎えられた。ご成婚の時にも訪れたというので、時の流れは一入の思いがあったのか、陛下のみならず、多くの人が自身の人生と重ね合わせて慶ぶ姿が印象的だった。

その伊勢神宮だが、今から40年程前に行った事がある。今は無き祖母を連れての旅だった。祖母は当時80歳を超えていた。ある時、「お伊勢様に行ってみたい」と言い出した。普段は静かな祖母だったが、この時ばかりは、冥土の土産というか、伊勢にお参りしないと彼の世に行けないみたいな事と言う。そんな強い気持ちに押され、最後の御奉公と思い、旅に出ることにした。名古屋まで新幹線で行き、そこでレンタカーを借りた。祖母は水戸黄門みたいな旅の装束に身を包み、伊勢神宮の長い沿道を頑張って歩いた。随分昔なので記憶も薄れたが、境内がやたらに静かだった。お参りが済んだ時には、ホッとした気分になった。

祖母は私が初孫だった事もあり、とても可愛がってくれた。遊びに行くと、帰り際にはいつも両手を握り、拝むように頭を下げるのであった。私も典型的なお婆ちゃんっ子であった。加山雄三の若大将シリーズに、飯田蝶子演じるお婆ちゃんが出て来る。「田能久」のすき焼き屋を舞台に、彼女はいつも息子の牛太郎を差し置いて、若大将を応援する。その光景は何故か懐かしく、見るたびに在りし日の祖母を思い出すのである。祖母は物静かな人だったので、ちょっと飯田蝶子の江戸っ子タイプとは違うが、どちらも明治の女の気性で孫の味方をする。

Wednesday 17 April 2019

シテ島よもやま話

火災に遭ったノートルダム寺院に、早速多くの義援金が寄せられているようだ。Notre Dameは英語でOur Ladyである。聖母マリアみたいなニュアンスなのだろうか、今回の消失を通じて、人々は改めてそこがフランス人の心の拠り所だった事に気が付いたようだった。焼けた屋根に入った事は無いが、昔見た映画「ノートルダムの背むし男(原題:Notre-Dame de Paris)」で出て来た。孤児だったカジモドがジプシー女を匿った場所で、上からセーヌ川を見下ろすと随分と高かった記憶がある。

そのシテ島だが、パリに20ある区の第1区である。区はここから渦巻き状に番号が配番されている。中心の中心だから家賃も高いので普通の人は住まないが、岸恵子さんが昔住んでいたようだ。盆栽やウサギなどを扱う有名な市場もあるので、生活は意外と便利かも知れない。多くの映画の舞台にもなっている。シテ島に掛かるポンヌフは、名前こそ「新しい橋」だがパリ最古の橋である。ポンヌフの恋人(原題:Les Amants du Pont-Neuf)や、最近ではボーンシリーズで、ジェイソン・ボーンが追手と待ち合わせる場所に指定していた。彼はポンヌフの対岸に立つデパート「サマリテンヌ」の屋上から見張り逆探知していた。

またマリーアントワネットが収容されたコンシエルジェリーも健在である。中には彼女が過ごした部屋が保存され人形まで置かれているからリアルだ。彼女はそこから馬車の荷台に乗せられコンコルド広場に連れ行かれ、ギロチンの露と散った。王妃夫妻が処刑された後、残された一人息子がいた。牢獄の生活が過酷だったのか、暫くして早世したという。ただ生きていればルイ17世だから、生存の噂は絶えなかったようだ。そんな事を対岸の地下バー「Le Caveau des Oubliettes(忘れられた納骨堂)」で飲みながら想像すると楽しい。今では観光客向けに中世の歌を聞かせてくれる場所である。フランス革命の時に地下牢だったこともあり、少し怖い雰囲気がある。

Tuesday 16 April 2019

ノートルダムの火災

今朝のニュースで、パリのノートルダム寺院が火災に遭ったと知った。パリを代表する歴史的な建造物だけに、喪失のショックは如何なものだろう。ノートルダムは、パリ発祥の地であるシテ島に位置し、1000年以上の歴史がある。ナポレオンの戴冠式など歴史的な舞台になったが、記憶に新しいのは、第二次大戦のパリ解放である。先を競う連合軍がまず目指したのは、そのノートルダム寺院であった。ルクレール率いるフランス軍の戦車が到着し、解放の鐘を鳴らした話は昨日のようなである。

それにしても、石で出来た建造物とは言え、一度火が付くと簡単に燃え広がるものである。思い出したのは、ケン・フォーレットの長編小説「大聖堂(原題:The Pillars Of The Earth)」であった。小説は崩れ落ちた寺院を再建する石職人の物語である。ただ火事は放火で、聖堂の中で火を炊くと煙突状態になる事を知った。火事を契機に主人公の新たな物語が始まった。ケン・フォーレットは、JackdawsやHornet Flight、またThe Key To Rebeccaなど、第二次大戦を舞台にしたイギリス情報機関の小説が面白く、永年のファンの一人である。ただその「大聖堂」は余りに長く、また余り馴染みのない英国の中世を舞台にしている為、途中で飽きてしまった記憶がある。

ともあれ全焼は免れたようで何よりだ。ヨーロッパの町はどこも再建の塊で、パリは昔のまま残っている稀有な町である。人々は先の二回の大戦で、破壊されては元通りにしてきた。そのエネルギーが凄いから、きっと明日から立ち上がるだろう。

Thursday 11 April 2019

お札の不思議

ある時期、お札のデザインに凝った事があった。有名なのは、1ドル紙幣の裏に描かれるピラミッドである。13段の階段の頂点には、フリーメイソンで使われている「プロビデンスの目」が睨みを利かせている。その目を頂点とした六芒星を描くと、各頂点がM・A・S・O・Nを指すことから、アメリカの紙幣はフリーメイソンが支配している暗号らしい。確かにFRBの株主はロスチャイルド銀行など純粋な民間銀行だから、そこが発行する紙幣ならあり得る話である。

日本の千円札も面白い。野口英世の顔が左右非対称で、真ん中で折ってみると、全く別人だと分かる。左は本人で、右はユダヤ人だと言う。裏の逆さ富士も、良く見ていると確かに湖に移っている山は富士山と少し違う。識者によると、それはモーゼが十戒を授かったシナイ山だという。そう言われると違って見えて来るから不思議である。また裏から透かしてみると、野口英世の目が富士山の頂点に掛かっている。正に1ドル紙幣の「プロヴィデンスの目」と同じ構成である。

1万円札にも六芒星があったり、裏から透かすと福沢諭吉の目が鳥に重なる。5千円札の樋口一葉も、透かした顔は男のようで表とは別人に見える。そもそも発行する日本銀行は、政府が55%の出資で、残り45%は未公表の株主である。FRB同様に、紙幣にはその残りの人達の意図が働いている気がする。ともあれ新札の出来が今から楽しみだ。

Wednesday 10 April 2019

津田梅子の留学

新紙幣が発表された。1万円札の渋沢栄一、5千円札の津田梅子、1千円の北里柴三郎になった。お札の世界はミステリーが多いので、どうしてこの3人なのか?お札のデザインも含めて、これからの謎解きが楽しみだ。それにしても発行は2024年というから、随分先の話である。

ところでその津田梅子だが、日本の女子教育の先駆者は周知の通りである。しかし、彼女が岩倉使節団に留学生として参加したのは6歳の時であった。どうして彼女が選ばれたのか?その後の軌跡を辿る上で大切なポイントである。その答えが、田中彰著「岩国使節団 米欧回覧実記」に述べられていて興味深い。それによると、彼女の父は元佐倉藩士で徳川家士の養子になった人物だった。他の留学生も、9歳の永井繁は静岡の元士族、12歳の山川捨松は元会津藩士、15歳の吉松亮は東京府の元士族を父に持つことから、云わば維新の敗者もしくは下級官員の中から選ばれたという訳だった。氏はそれを「未知の世界への実験台に立つための人身御供」と表現していたが、敗者を踏み台にして勝者の進歩を勝ち取る例だった。

それにしても何が幸いするか分からない。維新の勝者はその後の明治、大正で活躍したが、昭和になり戦争で終わってしまった人が多かった。一方敗者と云われても、こうして女子教育の鏡になり、令和の時代に人々の財布を温める事になった。人間万事塞翁が馬である。

Saturday 6 April 2019

マネーロンダリング

ゴーン氏が再逮捕された。会社のカネで豪華ヨットを買ったようだ。オマーンルートと呼ぶ資金の流れは、まず日産からオマーンの会社に機密費を送り、その一部をレバノンの会社を還流させたという。日々多くの社員が工場で車を作り、販売員が日夜セールスに奔走している時にそんな事をしていたのだろうか?会社を食い物にするとはこの事で、それが本当なら許される事ではない。

そう言えば暫く前に、エストニアを舞台にした大掛りなマネーロンダリングもあった。デンマークの大手銀行であるダンスケ銀行のタリン支店では2300億ドルが浄化され、その責任を取ってCEOが辞任する事件に発展した。他にもスウェーデン系のスエッド銀行でも60億ドル、フィンランドのノルディア銀行でも4億ドルの浄化があった。その手口は至って単純で、過大請求したカネの一部をキックバックしたものだった。こちらの主役はロシア人である。そう言えば昔、町で最新のBMWに乗る黒服の男達を良く見かけた。今から思えば、ロシアマフィアだったのだろうか?エストニアはロシアに隣接する利便性があり、口座も簡単に開設出来る。何より小国での大金決済は、大いに優遇されるから上手く利用されたのだろう。

悪い事を考える人は何処にでもいる。ただ悪事は誰かとつるまないと成立しない。国際社会には四六時中そんな事を考えている輩が多いのだろう。それにしても、つくづく外人の発想はスケールが違うと感心してしまう。

Wednesday 3 April 2019

新元号と令和

新しい年号が「令和」に決まった。その日は朝からゴルフをしていた。16番ティーに差し掛かった頃だったか、「そうだ、そろそろ新年号が決まったかも知れないな!」と誰かが言う。しばしゴルフを止めてスマホを覗くと、その時初めて令和になった事を知った。聴き慣れない語呂に、一同その瞬間戸惑った。開口一番はNさんだった。「令子の令だな!」と言うと、「れい子は普通は玲子じゃないの?」と言うと。「いや、令子の令もあるんだ!」とNさんが拘る。横からSさんが「うちの娘は礼子だけど・・・」と脱線し、暫し親爺たちのレイ談義が続いた。

その晩は、いつものテニス仲間の花見の会があった。勿論話題は新年号だった。ところが一人だけ、Tさんはまだ知らないという。スマホを持っているにも拘わらず、あまり関心がないのか、その時まで知らなかったらしい。確かに何人かの人がいると、必ず大きな母数の外に出る人がいるものだ。正にそれを実証したようだった。

ともあれ、今まで年号は天皇が代わる度に新しくなったと思っていたが、そうでもない事を知ったり、再々報道されている万葉集の柔らかな響きに癒されたり、皇紀から成る日本歴史の伝統にも触れたり、久々に日本人になった一日だった。

Tuesday 2 April 2019

ケニア大使の更迭

現職のケニア大使が、ワイセツ行為が発覚し更迭された。暫く前にも、財務次官が担当記者の女性を巡って解職された記憶が新しいので、高官の醜態に又かと言う印象だ。ケニアと云えば、さだまさしの「風に立つライオン」の舞台になったように、へき地医療の分野で日本が貢献している国だ。確か長崎大学の医者だったか、歌では祖国を離れてキリマンジェロの大地に青春を捧げていた。そんな素朴な地にあって、現地の日本人はさぞかしビックリしているだろう。

そもそも外務省のセクハラは、以前から佐藤優氏が本にしていたから、世間の知る処であった。日本から遠く離れた在外公館は、厳格な序列と私生活が混在する空間のようだ。特に派遣された若い女性の立ち位置は微妙である。彼の著書「外務省ハレンチ物語」では、その実態を生々しく官能小説風に描いていた。舞台はモスクワ大使館で、政治家、外交官が夜の世界で大活躍する。読む方は面白かったが、ロシア課長など結構実名に近かったので、その後どうなったのか心配になったりした。外交官は立派な公館に住み、運転手が付き外交官特権で買い物は無税になる。そんな環境に、いつの間にか卓越した気分になってしまうのだろうか?

ロシアの場合は、年中雪で閉ざさて外に出れない閉鎖性もあったが、ケニアは灼熱の国だ。一体何があったのだろう。