Wednesday 30 April 2014

形見のゴルフボール

先日、ご主人を亡くされた奥様と話していた時だ。「色々捨てなくてはならない物が沢山あって・・・、もうゴルフなんて誰もやらないし・・・使わないゴルフボールの処分に困っているの」と言う。故人とは昔から良く存じ上げていたので、図々しく「それならばと頂けますか?」とお願いした処、快くご返事を頂いた。

早速そのゴルフボールを持ってラウンドしてみた。少々古かったが、故人を思うと特別な感覚がした。若い頃はトレンチコートが良く似合った人、戦時中の事や登山、陸上のスポーツ話を伺ったことを思い出した。ただ晩年は闘病生活が続いたので、最後にお目にかかったのは何年前だろう?そんなことを考えた。

ところがその一球がスライスしてOBになってしまった。探したが見つからず、何か申し訳ない気になった。数ダースも頂いたので、暫くはお世話になりそうだ。

Monday 28 April 2014

TPPと桐生の町

昔習った経済学にリカードの比較優位論(comparative advantage)というのがあった。自国は全てを作るより、得意な物だけを作って輸出し、不得意な物は他国から輸入する、その方がトータルで経済的だという理論である。当たり前と言えばそれまでだが、それをやろうとしているのがTPPである。

中々まとまらないのは、国内業者の保護があるからだ。農業や酪農、アメリカからは安くて美味しい牛肉が入ってくれば消費者はハッピーなのにと思ってしまう。国益を守ると言っても、所詮守っているのは業界の人達だ。しかしそれって本当にその人達の為なのだろうか?

先日群馬の桐生を訪れた。かつては絹織物のメッカとして栄えた町だが、今ではひっそり、駅前もガランとして商店街も多くがシャッターを閉じていた。両毛線の沿線町はどこも同じように廃れている。多く人が都会や海外に出て働いている。時代の流れは避けようがない。TPPも将来の流れを見据えて判断して欲しい。

Sunday 27 April 2014

エレファント・マンの時代

先日のル・ポアン誌にエレファント・マンの話が出ていた。エレファント・マンことジョゼフ・メリック(Joseph Merrick)は、細胞が異常に増殖する体質で世にも不思議な風貌になったイギリス人であった。今から124年前のこと、彼の死因を巡って自殺、他殺説色々あったが、結局寝返りを打った際に窒息死したらしい。

改めて写真を見てみると凄い風貌だ。映画でもあるように、彼は見世物小屋で生計を立てていたらしい。周囲の冷やかな目が注がれる中、幸いその小屋の主人や、フレドリック・トルべス(写真左)という医者が味方になったようだ。

この話を聞いて思い出したのは、昭和30年代の東京の縁日だ。やはり掘立小屋があり、小人の女が鶏を生で食べる出し物があった。とても怖くて見る勇気すらなかったが、当時の日本は貧しく生きていくのに精一杯の世界があった。124年前のイギリスと言えば南アフリカでボーア戦争が始まりインドの統治が揺らぎだした頃だ。その後の凋落を知る由もない正にイギリスの絶頂期であった。そんな時代のロンドンの風景を垣間見たのである。

磁気ネックレスはお守り?

先日とあるゴルフ場に行った時のことだ。館内のゴルフショップで「ちょっと試してみませんか?」と呼び止められた。それは良くスポーツ選手が付けている磁気ネックレスであった。係りの人に言われるままに、まず5kgの鉄の塊を持つ。その後でその磁気ネックレスを付けて持つと、何と重さが全然違う。嘘のような話だが、何度試しても違いは歴然だ。ゴルフの松山選手やスケートの羽生選手、野球のダルビッシュも付けているという。話を聞く内に、それならばと1万円以上もするネックレスを買ってしまった。

ところが行く先々でその実証をしてみるのだが、周囲の反応は今一だ。重さが「そういえば変るね」という人と、「そうでもないね」と首を傾げる人、様々だが、結局「それって騙されたんだよ!」というオチになる。

そう言われると自信が無くなってくるし、肝心のゴルフのスコアもさっぱり伸びない。やっぱり霊感商法だったのかな?と思ってしまう。ただそんな中一ついいことがある。それは磁気ネックレスを付けると松山選手になったような気分になることだ。普段は涼しい首周りがネクタイを締めたようにキリッとなる。正にお守り効果ではないが、力が宿った気になるのである。

Thursday 24 April 2014

シンゾウって呼ばないで

オバマ大統領が来日した。昨夜は早速銀座の寿司屋に行って懇親したようだ。入り口で安倍さんは「シンゾウ!」と呼ばれたらしい。新聞ではかつてのロンヤスと重ね親密ぶりを強調していた。ファーストネームで呼び合うことが、両国の距離を縮めると・・・。

でも果たしてどうなのだろう?恐らく「シンゾウ!」と呼ばれたのは子供の時以来かも知れない。それも相手はアメリカの大統領、殆ど初対面に近い関係で呼ばれるのは如何なものだろう。いくらアメリカ的と言っても、やはりこういう時には、「アベさん」って呼んで下さいと言うべきだ。その方が関係は長続きする。一方、オバマ大統領はバラクでいいと思う。左右対称でなくても、相手は日本人が考える程違和感はないはずだ。

今晩は宮中の晩さん会をやっている。メニューが気になるところだが、お酒は多分ワインだろう。ワインとなると、出された銘柄を見ただけで来賓の格付けがバレてしまう程、国際的に隠しようのない世界がある。どうしてキリンビールやアサヒビールで始まり、森伊蔵の焼酎、山口の酒の獺祭や五橋にしないのだろう。ソフトドリンクの種類も多分世界一なのに。そもそも晩さん会でガツガツ食べたり、酔っぱらうまで飲む人は居ない、所詮パーフォーマンスの世界だ。赤坂の迎賓館ではないが、未だに西洋の真似事を引きずっている処が多い。そろそろ外交のプロトコールも普通になる時だ。

Wednesday 23 April 2014

韓国の水難事故

先週韓国の旅客船が転覆した。多くの人々、取り分けこれから人生が始まろうとしていた高校生が多数乗っていた。捜索はまだ続いているが、傍から見ていてもとても居た堪れない気持ちだ。

思い出したのは対馬丸の事件だ。戦争末期に沖縄から本土に疎開した船が、アメリカの潜水艦に撃沈させられた。乗っていたのはやはり子供達で、戦時中とはいえ大きなショックだった。今回の事件もこれから大きな展開が予想される。

それにしても船長や乗組員が、乗客を置き去りにして船を離れたというので信じられない。そういえば2年前のイタリアで起きたコンコルディア号の時もそうだった。それとは対象的に、乗客を冷静に誘導したのはタイタニック号の船長だ。そのタイタニック号だが沈んだのは102年前の4月15日、奇しくも今回の事故の1日前だった。


Saturday 19 April 2014

神戸屋のアーモンドパン

世は飽食時代、これでもかと全国の美味、珍味を競う。ご当地グルメや究極の食材からBグルメ・・・「マウイ!」を実感するのは、もはや日本人の日常生活になってきた。レストランに入れば食べる前に写真を撮る人、フェースブックも食生活を綴る人が多い。

そんな中、所詮お腹さえ満たされればいい、と思っている人もいる。所詮は何を食べても出てしまう、そう思うと胃袋さえ満たせばいい・・・という考えだ。私はそこまで行かないが、食には質素をモットーとしている。「武士は喰わねど高楊枝」「空腹こそ最大のご馳走」である。美食を追求すればキリがないので、誘惑があってもあまり食べ物のことは考えない。食べることは人間の欲望の一つだ。一度その誘惑に浸ると、もう引き返せないのが怖いのだ。

ところが最近、「これは旨い!」と嵌っているものがある。それは神戸屋のグラノートとアーモンドのクロッカンというパンである。濃厚な甘さが何とも言えない。特にスコッチウィスキーとの相性は抜群で、時々買って帰る。

Wednesday 16 April 2014

ウクライナのロシア人

ウクライナの動静から目が離せない。東部に住むロシア派の人達が暫定政府と対峙している。今にでも内戦が起きてもおかしくない状況だ。

それにしても旧ロシアの人は、どうしてロシアを支持するのだろう?西側に入れば、労働の移動や自由なデモクラシーがあるのに信じられない。インターネットの時代にあってそれを知らない人は居ないだろうと思う。そこでふと思ったのはバルトのロシア人だった。バルト3国の一つであるラトビアは、人口230万人の内ロシア人が50万人もいる。ロシア人という意味は中国の残留孤児のように、ある時突然住んでいた家を追い出され、侵略者のレッテルを張られた人々だ。そして公用語がロシア語からラトビア語になるにつれ、ラトビア語が出来ないからと就業の機会さえ奪われてしまった人々だ。ラトビアには無国籍者(Nationless people)が50万人もいるが、多くはロシア人である。ロシアにも帰るに帰れない行き場のない人々、旧ソ連が置いていった難民である。

ウクライナの場合はよく分からないが、このまま西側化が進むと公用語がロシア語からウクライナ語になるだろう。そうすると、ウクライナ語が出来ない人は仕事に就けない、その懸念がロシア系の人々をして不安にさせている気がする。個人の問題を解決しない限り、永遠に不安定が続く。

Monday 14 April 2014

左利きのワトソン

ゴルフのマスターズでワトソン(Bubba Watson)が優勝した。2012年に続き2度目の優勝だ。2位のスピーツ(Jordan Spieth)とは結局3打差になってしまった。一時はタイガーを凌ぐ最年少優勝が懸かっていただけに惜しかった。

それにしてもワトソンのスウィングは凄い。最終日の13番だったか、ドライバーで360ヤードも飛ばしたのには驚いた。日本のミドルホールならワンオンだ。そして彼は左利きだ。先日ゴルフクラブでも、一緒にラウンドしたSさんとこれが話題になった。というのは、Sさんは元来左利き、ただゴルフは右で打つのだ。理由を聞くと、左利きのゴルフクラブは種類が限られているので、敢えて右で打つようにしたという。中々器用な人だが、何となく納得した。

かと思えばミケルソン(Phil Mickelson)は元来右利きだった。父親のコーチを正面から受けているうちに、左打ちになってしまったという。結局左右はどうでもいいのかも知れない。オーガスタのコースは何度見ても美しく、優勝のグリーンジャケットがその芝に良く映える。

Saturday 12 April 2014

内閣の桜を見る会

縁あって、内閣の「桜を見る会」に招待された。新宿御苑に朝早くから招待客1万人が詰めかけた。昨年は雨だったが、今年は晴天に恵まれ絶好の花見日和になった。

ゴルフ場を思わせるグリーンに、桜が見事に咲いている。ソメイヨシノは既に散ってしまったが、ここは八重桜のメッカ、正に見頃であった。参列者は正装し、その桜の前で記念撮影し準備する。して9時になると安倍首相の挨拶が始まった。バックには現内閣の面々、菅官房長官、公明党の山口代表と太田議長等々が控える。安倍さんは、「景気が回復しつつあり求人雇用倍率も1になった、ここにいる企業の方々にお願いし賃金を上げてもらったお蔭である・・・、昨年は散ってしまった桜が今年は満開だ」、そして最後は即興の一句で、「給料も上がりし春や八重桜」で盛り上がった。

全国から招待された人、各国の大使館、武官と華やかだ。やたらに議員バッチを付けた人が多く、TVで見た中曽根ジュニア、片山さつき等々が写真に納まっていた。また華を添える芸能人、今年はAKB48、杉ちゃん、デイブ・スペクター夫妻などが来ていた。お酒は殆ど出ず、樽が3~4つ空けられた程度だった。朝早いせいか、食べ物も焼き鳥、饅頭、アイスクリーム等々とても質素だ。多くの人は手を付けないで、挨拶回りに忙しい。ともあれ面白い経験をした。

Friday 11 April 2014

ホッチキスと機関銃

「ホッチキスって英語で何て言ったっけ?」、オフィスの自動化されたホッチキスを見て秘書に聞いてみた。すかさず「それはステイプラー(Stapler)ですよ」と返ってきた。流石に英文科は違う!と感心する。

それにしても本当にステイプラー?、改めて調べてみた。確かにその通りだったが、ホチッキス(Hotchkiss)はフランスの会社の名前(フランス語でオチキス社)だった。キッコーマンが醤油の代名詞になったようなもので、社名が製品名になったようだ。そしてそのステイプラー社は第一次大戦の機関銃のメーカーだった。ロシアに勝った日本陸軍も導入したようだ。道理で昔から見た目が美しいし、文房具にしては強靭さがあった。

そういえば車のプジョーやルノーも、戦時中はタンクや装甲車のメーカーだった。フランスは強かな国だと思っていたが、軍需産業に長けていた。

Tuesday 8 April 2014

部屋がかび臭くて

新年度に入り、新入社員の季節である。新人の第一印象は大事だ。ルックス、清潔感、物腰・・・最近は香りが大事だという。女性は勿論、職場効果があると男性用コロンも多くなった。

そんな折、M君が偉くなり個室と秘書が付いたという。毎朝秘書が部屋までお茶を運んで来ると、内心嬉しそうだった。早速おめでとうの小席を持ったが、「いや部屋が古くてかび臭くてね」と贅沢な事をいう。そこで友人として、「そんな事より君の体臭に気を付けろよ!」と注意した。秘書が部屋に入ってまず感じるのは匂いだ。カビも沙流ことながら、爺臭い加齢臭が漂えば最悪だ。ただそう思っても決して口には出せないのが辛い。はっとしたか、M君は早速明日、消臭剤とファブリーズを買いに行くことになった。

匂いをテーマにした代表的な本は「香水(Das Parfum)」である。ベストセラーを続け、映画にもなった。舞台はフランスのパリ、嗅覚に特殊な才能を持った男の話である。男はある時殺人を犯し窮地に陥るが、誰もが幸せを感じる香水を作り散布する。すると糾弾する人々がその香りに酔ってしなうというオチである。鼻のいいフランス人らしい小説である。これは香りが人々を幸せにする例だが、多くは不快になる。自分には分からないので怖い世界だ。

Monday 7 April 2014

戦艦大和と伊藤長官の桜

「この桜、伊藤長官の植えた桜でしょうか?」、庭を掃除していると塀越しに声が掛かった。一瞬何の事だか分からなかった。「え!」と尋ねると、「ああ、大和の艦長だった伊藤長官が植えた2本の桜を探しているのです」、という。

話を聞くうちに段々様子が分かってきた。それは昭和20年4月、沖縄特攻に出た戦艦大和の長官だった伊藤整一氏が植えた桜が今でも残っているらしい。本も出ているというので、早速取り寄せてみた。中田整一著「四月七日の桜」である。中々当時にしては家族思いの強い人だったようだ。2本の意味は、1本がやはり沖縄特攻で散った飛行士のご子息という。

そう、今日4月7日は大和が鹿児島沖で撃沈された日である。「散る桜、残る桜も散る桜」、誰もが刹那的に生きていた時代、それを象徴するのが大和だった。しかしまさか桜の満開の日に沈んだとは、何かの因縁を感じたのだ。

Saturday 5 April 2014

睡眠薬を盛る女

男に睡眠薬を飲ませて、高級時計を盗んだ女が指名手配になっている。写真まで公開されたので、捕まるのは時間の問題だろう。その話を聞いて思い出したのは、バルトのRさんだった。

Rさんは訳あって現在一人暮らし、雪に閉ざされた毎日はとても退屈である。唯一の楽しみは、金曜日の晩のナイトクラブだ。夜遅くから明け方まで、飲んで踊って過ごす。そこの常連だったRさんは、ある晩ロシア人の女性と知り合いになり、意気投合したので自宅のアパートに誘うことにした。アパートでは用意しておいたワインを飲んで話が弾んだ。そこまで覚えているが、気が付くと朝になっていって、一緒に居たはずの女性が消えていた。

女性だけでなく、財布のお金やパソコン、そして大事にしていた高級ワインまでなくなっていた。騙されたと気付いた時は時既に遅し、今から思えば相手はプロで、乾杯したワインの中に睡眠薬を盛られたようだ。不思議とクレジットカードや身分証明書だけは残っていたというが、足が付くものは取らなかったようだ。それにしても、女も一つ間違えれば牢獄行きだ。それを承知で命がけでカモを狙う、聞いただけでも凄い世界だ。

Thursday 3 April 2014

夢のSTAP細胞

STAP細胞が揺れている。細胞の初期化、老いたり死んだ細胞が蘇れば、病気の根っ子が生き返る。それもオレンジジュースで出来る魔法のような話だった。それがあっと言う間に捏造になってしまった。理科系に疎いので何が問題なのか、未だに良く分からない。

そこで身近なリケジョ(理科系女子)に聞いてみた。「STAP細胞ってホントなの?」と問い掛けると、「さあ?でもネイチャー誌に出るって大変な事なんですよ!」という。ネイチャー誌はその世界の最高峰だ。勿論審査も厳しく、そこまで登り詰めるのは大変な正に憧れの世界だ。そもそも研究者はお金や権威と無縁で、多くが顕微鏡を覗くことに生き甲斐を持っている。それが誤魔化したり論文を盗用したりする事自体信じられないという。

小保方さんはハーバード大、理研のエリートコースを歩んできた人だ。一瞬だったが人々に大きな夢を与えた。段々真実が明らかになるだろうが、やっぱり本当だったのです、ということにならないのだろうか。

Wednesday 2 April 2014

アマルフィー海岸

1980年代中頃だったか、「凛子はどうなったの?」とベルギー駐在のS君から毎朝国際電話が掛かったきた。凛子は日経小説「失楽園」の主人公、当時の駐在員の楽しみはこの連載小説だった。個人的にあまり男女のドロドロは苦手だが、兎に角当時は流行った。

1990年代に入り、今度は宮本輝の「朝の歓び」が連載された。イタリアのアマルフィー海岸を舞台に、中年の日本人男と、若いこれも日本人女性が出会う小説だ。随分前に読んだので粗筋は忘れたが、美しい南イタリアをバックに、まるでキャサリーン・ヘップバーンの映画「旅情(Summertime)」を思わせるようなロマンに酔った人は多かった。

そのアマルフィー海岸だが、TVのイタリア紀行で久々に見た。近くにはフィレンツェ、ナポリとカプリという景勝地がある。ベスビオスの山に登り、紀元前に灰に埋もれたポンペイの遺跡を見て、山腹のレストランでこれぞナポリタンのスパゲティーを注文する。ナポリは泥棒が多いので危ないが、カプリ島に渡ればゴージャスなブティックが並んでいる。トム・クルーズ始め、多くの金持ちの別荘が立ち並び、小舟で渡る青の洞窟も近い。その色たるやゴッホもビックリの青だ。フィレンツェに泊まり、明るく居るだけでウキウキするローマの歴史とイタリア料理に浸れる。イタリアでも一番のスポットだ。