Wednesday 28 May 2014

プミポン国王の容体

タイに戒厳令が出された。微笑みの国、かつて帝国主義の蔓延た最中でも植民地になったことがない珍しい国、今まで赤シャツと黄シャツの衝突が起きても、それは所詮日本の学生運動のようであまり気にする人は居なかった。そんなマイペンライ(ドンマイの意味)の国民性に魅せられている外国人は多い。

ただ今回はちょっと事態が深刻だ。その原因がプミポン国王の容体だ。随分前から健康が優れず表に出なくなった。加えて国民を不安にしているのは後継者問題である。色々あったが、人気の三女は未だに独身、勿論長男は論外としてもまだ国王に取って代わる人が居ない状況に変わりない。それが今回の軍主導の背景になっている。

タイは料理が美味しく女性も綺麗、酒も安く何といっても年中温かい気候はリラックスする。正に日本人からみると天国のような国である。ダラダラと歩く姿は歴史そのもの、その”暖簾に腕押し”のタイ文化が今まで何度も国を救ってきたことか。今回も早く収束するといいのだが・・・。

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