Saturday, 12 September 2026
遠山の金さんの時代
Friday, 11 September 2026
高野長英と八ッ場ダム
吉村昭の「長英逃亡」を読んでいると、今でも身近に逃亡経路が残っている事が分かった。その一つが群馬県の中之条市の沢渡だった。雨で道路が心配されたが、早速行ってみることにした。
長英こと高野長英は江戸末期の蘭学者である。鎖国の批判本を書いた罪で投獄されるのだが、6年後に脱走に成功する。目指すは故郷の水沢(今の岩手県)だった。ただ追手の目もあったので、群馬や越後を迂回する事にした。その時通った一つが、嘗ての蘭学仲間がいた中之条の沢渡であった。
沢渡は鄙びた温泉町である。20年ほど間に一度訪れたが、殆ど変わってなかった。早速共同浴場でひと風呂浴び、馬鈴薯が入っているという長英蕎麦を味わった。蕎麦屋の裏手に高橋景作の墓碑があったので手を合わせた。彼は長英を匿った蘭学仲間の医者だった。
もしもその事が分かれば命は危ないし、家族も巻き添えになる。それを承知の上で、全国に散らばる多くの蘭学ネットワーク有志が彼を助けた。長英の人望も沙流ことながら、改めてその志の高さや鎖国への危機感が伝わってきた。
久しぶりに訪れた吾妻渓谷であった。八ッ場ダムが完成して立派な道路が出来ていた。巨大なダムは不便な地形を一変させ、水上バスも走る観光地になっていた。
思い出したのは、民主党の前原さんだった。彼は国交大臣になるとダムの差し止めを叫んだ。そのせいで工事が2年遅れたようだが、何故そんな事を言い出したのだろうか?今どう思っているのか、聞いてみたくなった。
Monday, 7 September 2026
子供時代の暗い過去
東野圭吾の「悪意」は、名を馳せた作家を成功しなかった作家が殺す話である。二人は子供の頃からの知り合いであった。加害者の動機は、その子供時代の悪事を知る同僚の抹殺であった。その動機を隠すために、別のシナリオを組み立てて殺すといった、込み入ったストーリーであった。話としては面白いかも知れないが、捕まる事を前提に犯罪を犯す人なんていない。
この手の代表作は、何と言っても松本清張の「砂の器」だろう。物語は大成した音楽家の処に、自身を育ててくれた恩人との再会から始まる。しかし彼にとっては、今の輝かしい経歴に暗い過去は似合わないし、ましてそれを一から知る人は邪魔である。そこで殺人まで犯してしまうが、刑事が二人の繋がりを発見する件が面白い。
確かに都合の悪い過去を、他人が覚えているのは気持ちいいものではない。特にその人が大成し、社会的な地位を築けば築くほど、それは恐怖へと変わっていく。
まだ小学校に入るか入らないかの頃だった。よく家に子供たちが遊びに来た。ただ彼らが帰ると、引き出しに仕舞っておいたチョコレートがなくなっていた。それは何度か続き、そのうち犯人はK君だと分かった。
もしもそのK君が大人になって代議士か大会社の社長さんになって再会したらどうだろう?殺されることはないだろうが、訳もなく疎遠にされるのは容易に想像できる。
Sunday, 6 September 2026
富士山の女医さん
TVを観ていたら、富士山の診療所の特集をやっていた。八合目にある無料診療所で、高山病などで多くの登山者が訪れていた。それをヒマラヤ登山の経験もある女医さんが対応していた。
彼女は急変を訴える患者に対し、「下山を勧めるのは簡単だが、何とか山頂を目指す気持ちに寄り添う」と言っていた。その前向きな治療は、同じクライマーだから分かる事かも知れないが、とても頼もしい医者だった。
登山者の多くはインバウンドで来る外国人である。昔新宿を歩いていると、外人から「登山用具を売っている店を知らないか?」と聞かれた。その人はやはり富士山に登るそうで、来日してから準備に入ったようだ。
そんな人たちが、八合目まで来て引き返すのは余程の無念だろう。大怪我をしたり、体力が消耗して担架で運ばれる人なら仕方ない。でも多少の頭痛だったら、我慢して頂上を目指すのは理に叶っている。そんな気持ちを察して、登はんを後押しする人の存在は大きい。
尤も引き返すのが理に叶っている事がもある。それは道を間違えた時である。来た道を戻るのは、下山して又昇るから体力を2倍使うことになる。だから誰もが躊躇するのだが、その勇気が事故を防ぐきっかけになる。
山登りは最近すっかりご無沙汰してしまった。このままだと富士山にもご縁のないまま終わってしまいそうだ。
Wednesday, 2 September 2026
東野圭吾にチャレンジ
暫く前に東野圭吾さんが亡くなった。若い人なら誰もがファンの人気作家だった。売り上げだけでも、一億冊を超えているというから驚きである。
ただ最近の作家は軽くて薄い先入観がある。「どうせ読んでもガッカリするのがオチだろう!」と思っているから手にしない。でも世間の評価も気になったので、これを契機に片っ端から読み始めた。やはりその感はいがめない。
「容疑者Xの献身」は数学教師の偽装殺人である。好きな女の為に身代わりになる話で、事件後に第二の本当の殺人まで犯してしまう。直木賞も取った作品らしいが、普通なら女が事件を犯した時点で自首を勧めるのが定石だと思った。
「秘密」もそうだ。交通事故で亡くなった妻が生き残った娘の中に宿り、成人するまで夫と3人で生活する物語である。心温まる話だったが、やがて事故を起こした運転手の妻やその息子との交友が始まる。スウェーデンシンドロームではないが、被害者が加害者遺族に寄り添うなんてあるのだろうか?
「ダイイングアイ(Dying Eye)」は交通事故を起こしたひき逃げ犯二人が、カネと社会的地位と交換に身代わり犯になる話である。最後は死んだ被害者の怨念で事件は明るみに出るのだが、普通は警察の実況見分や事情聴取の過程でバレそうなものである。
「夜明けの街で」は中年男が不倫する話である。中年の妻子持ちが女にアプローチされれば、「変だな?」と思うのが常である。それをズルズルと利用され、女の事件のわき役に使われる。結局他殺でなく自殺だったり、中年女が自身にナイフで突き刺すなんて出来るのだろうか?
「変身」は脳移植された男が、ドナーの性格に変身して行く話である。その過程で殺人までしてしまうのだが、これはジェイソン・ボーンからヒントを得たのだろうか?
ただ「悪意」は良かった。有名作家になった男が、やはり作家の元同級生に殺害される事件である。加害者はその犯行の筋書きを作るのだが、それは本当の動機を隠すためであった。彼は中学時代に不良仲間に入って悪行を働いた心の闇があった。その闇を消すのは分かるが、果たして他人まで消す動機になるのだろうか?
「探偵ガリレオ」シリーズもあった。殺人はプラズマ、衝動波、超音波、ナトリウム、ネオジウム磁石など、理科系のトリックで行われる。福山正治のドラマは面白いかも知れないが、そんな専門知識を使えばすぐにバレそうなものである。
こんなケチばかり付けていると若い人に嫌われる。それを承知でもう少し頑張ってみたい。ここまでやっと10冊ちょっと、全部で100冊もあるというので先は長い。
Monday, 31 August 2026
セルビアの突出部(バルジ)
Saturday, 29 August 2026
イランのコネ社会
全米オープンテニスを前に、フェデラー選手を迎えたイベントが催された。久々に見る彼の雄姿と、現役時代と変わらないプレーに多くの人が酔った。
シングルスはロディックと、ダブルスはマッケンローとアガシを交えて行われた。いずれも全米選手権に名を刻む優勝者で、その演出はとても豪華だった。当時を彷彿とさせるプレーを見て、ファンも元気を貰っているのが伝わってきた。
ところでそのアガシ選手だが、強力なフォアハンドを武器に全米では2回のタイトルを取った。プライベートでも華やかで、ブルック・シールズと別れたかと思ったら、今度はグラフ選手と結婚した。今では2人のお子さんに恵まれ、幸せに暮らしているようだ。
処で彼の父親はボクサーで、イランからの移民である。アガシ自身はアメリカで生まれている。そんなイラン系がアメリカでは75万人いるようだが、先日のW杯で大勢の抗議デモの人が会場に押し寄せて問題になった。
彼らは自国の選手を応援するのでなく、現政権の出先として逆に非難していた。パーレビ時代の国旗を振って抗議する姿に、同じイラン人が二分されたようで複雑な思いで見ていた。
「イランの地下世界」の著者若宮氏のよれば、イランはコネ社会で、コネのない人は賄賂を使う。だから公の利益より個人の利益が優先されるので、個人崇拝の土壌が出来てカリスマ(独裁者)を生むという。社会は必然的に協調より対立、収れんより拡散するのも、その辺の事情があるようだ
アガシ選手はもう生粋のアメリカ人だから関係ないかも知れない。ただそんな故国をどう思っているのか、いつか聞いてみたい気がする。
Tuesday, 25 August 2026
マッシュルーム殺人事件
Sunday, 23 August 2026
磯野浪平は54歳
夏の甲子園が終わり、智弁和歌山が5年ぶり4度目の優勝を果たした。もう殆どTVも観ることはないが、たまたま車を運転していたら、ラジオで閉会式が流れていた。
挨拶に立ったのは高野連会長であった。滔々と炎天下の長時間スピーチは、あまり評判が良くなかったという。でもその名セリフの一節が耳に残った。
彼は、「(甲子園が始まった)100年前の平均寿命は40歳程度だった。中でも16歳まで生きる事が出来たのはその半分だった。だから今の平和に感謝して、命を大切に生きて下さい!」と最後に締めた。
確かに言われてみれば、大正から昭和に差し掛かる頃の寿命は短かった。よく引き合いに出されるのが、サザエさんのお父さんである。頭の毛も薄かった磯野浪平は、ああ見えても54歳の設定だった。自身が学校を出て就職した頃も、定年は55歳だった。
戦争もないし、殆どの病は進化したクスリで治る時代になってきた。ややもすればその有難さを忘れがちになってしまう今日この頃、ひょんな事で諭されたのであった。
Thursday, 20 August 2026
痛風とドイツ人
暫く前に、友人のKさんが痛風になった。「痛くて歩けない!」と言う。ゴルフに一緒に行こうと思っていた矢先で気の毒だった。
痛風はプリン体が足先に固まって発症する。甘いものやアルコールの取り過ぎ、中でもビールが良くないと言われている。
ただヨーロッパではあまり聞いたことがない。ビール大国のドイツでも、あれだけ毎日子供から大人まで飲んでいても、殆ど話題にならない。その理由は何なのか?
素人考えだが、それは水の違いではないだろうか?日本は軟水に対し、ドイツは硬水である。硬水はカルシウムやマグネシウムを多く含むので、血液をアルカリに保つ効果がある。だから尿酸が出来難い。
逆に軟水だと飲み易いがミネラル成分が少ない。体が酸性に成り易いのはその為かも。
尤も軟水は飲み易いし、ビールの大瓶が平気で出てくるのが日本である。またラーメンのスープもそうで、(以前も書いたが)佐野や喜多方のラーメンが美味しいのは、軟水度が高い地域の水を使っているからである。
プラスマイナスもあるし、中々誘惑には勝てないから、上手く付き合うしかないだろう。
Monday, 17 August 2026
目玉の魔除け
フランス人に道を聞くと、必ず「あっちです」と親切に教えてくれる。ただ実際その通り行ってみると、半分以上は間違っている。それは仮に知らなくても、「知らない」と言えないからである。正直に言えば、自身の無知を曝け出すからである。
角川新書の若宮總著「イランの地下世界」を読んでいたら、イラン人も全く同じだと分かった。普段は気丈に自信過剰な程に生きている。だから「知らない」「分からない」といった、メンツを潰すようなに振る舞いは出来ない国民性という。
彼らが一番怖いのは、自身の弱さを見透かされる事である。一昨年ギリシャを旅した時、Matiという目玉をあしらったガラス細工の土産物があった。イランではテェシメ・ザフムと呼ぶそうだが、全く同じ物だった。
目玉は邪視除けに使われる。自身の弱みを他人から見透かせられないように、眼力で跳ね返す魔除けである。一方見透かした方は優位に立つ。その優劣が相互不信を引き起こし、同じ民族でも永遠に紛争が続く原因になっているそうだ。
考えれば馬鹿らしい、所詮は見栄の張り合いに思える。ただそこには、日本人とイラン人の違いがあるようだ。氏は
例えると、日本人は玉子で、イラン人は桃だという。玉子は殻は固いが、一度破ると中は柔らかい。反対に桃は最初は柔らかいが、芯の処に行くと固い。確かに言われてみれば思い当たる節がある。
唯一オーストラリアで出会ったモハードという男も、会うなり煙草を持って握手を求めてきた。ただ話していると、ノラリクラリとちっとも前に進まないばかりか、次の日も同じ騒音を出し続けて埒(らち)が明かなかった。今のアメリカとのやり取りでも、きっと同じような事が起きているのだろう。
それにしても戦争の終結は、ホルムズ海峡はどうなるのだう?ミサイルなんて使わなくても、目玉の眼力で何とか打開できないのだろうか?
Saturday, 15 August 2026
河野水軍のご縁
Thursday, 13 August 2026
他人の国で骨を埋める中国人
Tuesday, 11 August 2026
「武器よさらば」の舞台
記憶が蘇ってくると、そのロビー二(Rovini)はテニスの町だった。旅した夏も国際大会をやっていて、首都でもないのに道路が随分と整備されていた。だからフェデラーもヴァカンスではなく、その関係で訪れたのかも知れない。
ところでそこから100km程北西に行くとイタリアで、大きな港町トリエステ(Torieste)がある。私のお気に入りの一冊だが、ジュール・ベルンの「アドリア海の復讐(原題:Mathias Sandrof)の舞台である。
ハプスブルグ家から独立を目論むハンガリー人(マジャール人)の物語で、デュマの「モンテ・クリスト伯」を焼き直しした復讐劇である。
物語はそのトリエステで、謎の暗号を持った伝書鳩が見つかってしまう処から始まる。アンテキルト博士の名で復讐する彼が現れたのがドブロブニクだったり、フィクションと現実と混ざり合っていて面白い。
また北東に行くとスロベニアに入る。その国境の山奥にコバリド(Kobarid)という小さな村がある。そこに第一次大戦の「カポレット(Caporetto)の戦い」の記念館があると言うので行ってみた。
戦いはオーストリアにドイツが加わった連合軍がイタリアに勝利する。その混乱を描いたのがヘミングウェーの「武器よさらば」だった。映画ではアメリカのイタリア義勇兵をゲイリー・クーパーが演じていた。愛人との逃避行もあってロマンティックな作品でもあった。
映画で見たシーンを思い浮かべ、両軍が対峙した山岳地帯に残る輸送路や塹壕の跡を歩くと、砲弾が飛び交った当時が蘇ってきた。戦跡巡りのオタクとしては、ノルマンジーやワーテルロー並みに感慨深かった。
Monday, 10 August 2026
フェデラーのヴァカンス
Facebookは余り使っていない。ただ時々知り合いが投稿するので見たりはする。今日は友達登録してあるフェデラーから、ヴァカンスの報告が入った。
場所はクロアチアのロビーニ(Rovini)だった。どこかと思ったら、昔泊まったプーラ(Pula)という大きな港町の近くだった。その時のホテルが、ハプスブルグ最後の皇帝ヨーゼフ一世も泊まったホテルだと聞き、痛く感激した。クロアチアはアドリア海に面し、多くのローマ遺跡が残る素晴らしい国である。バルカン半島の中でも一番垢抜けして治安もいい。それでいて物価は安いしワインも美味しいので、知り合いのドイツ人は毎年キャンピングカーで訪れている。
その日の前日は、有名な観光地ドゥブロブニクを経って北上した。夕方になったので、名もない港町で泊まることにした。ところがホテルらしきものはないので、レストランの主人に聞くと、「俺の家の部屋が空いている。30ユーロで学生割引だ!」とお世話になった。
ところが翌朝、お金を支払おうとしても店は閉まっている。暫く椅子に座って困っていると、水着姿の可愛らしい少女がやってきて「どうした?」と聞く。事情を話すと「今日は日曜日だから起きてこないよ!」と言う。仕方がないので、部屋に手紙とお金を置き、鍵を内側から差して出発した。
火照った体を冷やそうと、入った海は5分も浸かっていられないほど冷たかった。フェデラーもそんな所で泳いでいたが、旅の記憶が蘇ってきた。
Saturday, 8 August 2026
カナダのゴルフ場
カナダでゴルフをした。ヴァンクーバーの郊外約70㎞程の町に宿を取った。東京で言えば高崎や宇都宮になろうか、この70㎞という距離感は万国共通で、都心から日帰りゴルフで来れるギリギリの場所になる。だからそこから先は、料金がグッと安くなるのである。
カナダのゴルフ場数は世界4位である。因みに1位は勿論アメリカだが、2位は日本である。国土は広いから田舎でも沢山のゴルフ場がある。例えば人口1万人以下の町でも(9ホールだが)立派なゴルフ倶楽部があるし、車で1時間圏内なら数知れない。
ゴルフのスタイルは、オーストラリアと殆ど同じである。予約はネットか電話で取り、着くとプロショップでお金を払ってスタートする。混んでいる週末などは現地の人と一緒になるが、皆さんとてもフレンドリーだ。中国人や韓国人が多い国だからか、現地に住んでいる日本人によく間違えられる。
唯一違うのが距離表示である。オーストラリアだとメートルだが、カナダはヤードである。英国やアメリカもヤードなので、何故オーストラリアだけがそうなのか分からない。また手引きカートはオーストラリアだとPull buggyと呼ぶが、カナダはPull cart だった。
料金は日本とあまり変わらない。立派な倶楽部だと1万円は超えるが、平均すると6~9千円程度で埼玉の奥地や群馬並みである。4千円のパブリックもあったが、流石にボールはよく無くなる。
ただオーストラリアに比べると華やかさに欠ける。気候が北海道に似て、夏でも肌寒いせいだろうか?終わってからクラブハウスで談笑する人も心持ち少ない。中国語やハングルが飛び交う雰囲気はカナダである。
こんな話を友人にしたら、「毎日ゴルフやっていて飽きなかったの?」と聞かれた。確かにその通りかも知れない。でも自然を除けば然したる観光地もないから、これに勝る楽しみはない。どこも倶楽部も初めて訪れる新鮮さもあるし、始まるといつの間にかスコアメイクに没頭してしまう。
Friday, 7 August 2026
W杯に冷めた人々
7月はサッカーのW杯で盛り上がった。中でも(決勝で敗れはしたものの)メッシを中心とするアルゼンチンの逆転劇は凄かった。準々決勝の対スイス戦でも準決勝のイングランド戦でも、前半に失点したが後半追いついて逆転した。素人目には、終盤まで殆どシュートを打たなかったのも、コースを読ませない戦術に映った。
それにしても、これだけ世界の人が熱狂するスポーツも珍しい。この時ばかりは、右も左も敵も味方もない。普段は眠っていた愛国心に火が点く。毎日W杯が続けば、世界はもっと平和になるかも知れない。
バンクーバーの町でも、7月5日に行われたブラジルvsノルウェー戦の盛り上がりは凄かった。中心街の飲食店が立ち並ぶ一角では、野外に置かれたTVに若者が群がっていた。その殆どがブラジル応援団だった。近年カナダへの移民が増えているせいかも知れない。
ただ意外とそうでない人も多い。その前日は主催国の地元カナダとモロッコの一戦だった。放映は土曜日のお昼時のゴールデンタイムだった。その日は郊外のゴルフ場にいたが、クラブハウスでは誰もTVを見ている人がいない。レストランの女性に「応援しないの?」と聞いても肩を竦めるだけである。
そう言えば、決勝のスペインvsアルゼンチン戦もそうだった。近くのパブに途中から入ってみたが、盛り上がりはなかった。
思い出したのは、2017年のウィンブルドンテニスの決勝戦である。たまたまバルカン半島を旅していて、クロアチアのプーラという町の近くのパブに入ると、フェデラーと地元の英雄チリッチ戦をやっていた。パブでは勿論それを生中継していたが、客の殆どが無関心であった。その時はとても不思議に思えた。
7月はテニスのウィンブルドンや、ゴルフの全英オープンもあり忙しい月だった。TVで見る限りどれも例年並みに賑わっていた。大谷選手のMLBも閑古鳥が鳴いているかと思いきや、いつもの盛況があった。
日本はモノカルチャーだから中々分かり難いが、世界の関心は意外にばらけている。特に田舎に行けばW杯も殆ど他人事になる。
Thursday, 6 August 2026
セウタの移民騒動
先日スペイン領土に、モロッコから6万人が押し寄せる騒動があった。場所はスペインの飛び地であるのセウタ(Ceuta)だった。「そんな所あったっけ?」と思って調べたら、確かにモロッコ半島の小さな一角だった。
スペインは歴史的な背景から来るのだろうか、意外な所に領土を持っている。有名なのはアフリカのカナリア諸島である。(行った事はないが)そこのテネリフェ島で一昨年、ゴルフのアマチュア選手権が開催された。日本から参加した女性から初めてその名前を聞いて知った。
騒動の原因はスペイン政府が、不当滞在の移民50万人に1年の滞留許可を与える発表をしたことにある。ただでさえも若者の失業率の高さ(35%)が問題になっているモロッコである。若者が飛びついた理由も頷けた。
映像で見る限り雲霞のごとく、着の身着のまま海を泳いで渡る姿は壮絶であった。ここまで追い詰められた若者も命を懸けてだったのだろう、60名近い人が死亡した。
余談だが昨年の夏にスペイン一周をした時、南端のカディスという港からフェリーでモロッコに渡ろうとした。ただ往復の切符も購入し、いざ乗船という時に「待った」が掛かった。乗っていた「EUのレンタカーでは入れない」という。結局料金を払い戻して諦めたが、後から考えると不安定な治安の中で行かなくて正解だった。
またスペインとアフリカを隔てるのがジブラルタル海峡だが、何とスペイン側の町ジブラルタルは英国領だった。Monday, 27 July 2026
医療費ゼロのカナダ
Saturday, 25 July 2026
ランボーのロケ地
カナダのバンクーバーから150kmほど山に入った所に、ホープ(HOPE)という町がある。
先日そこのゴルフ場に行った時、その町は映画ランボーの第一作目「First blood」 のロケ地だった。
物語はシルベスタ・スタローン演じるベトナム帰還兵が、余所者を嫌う保安官から迫害を受ける話である。夏でも肌寒いのに、嘸かし撮影も大変だったと思った。
町の中心部には、ランボー像が建っていた。ただそれより更に大きいのが保安官像で、更に中心に位置していた。映画では悪役だったが、今も昔も地元のヒーローは保安官なのであった。
町にある小さな映画館では、秋になると作品を上映するという。また撮影した森は、マウンテンバイクのツアーがあり、ランボーのサバイバルを体験出来るようだ。それにしても舞台はアメリカかと思っていたが、実はカナダだった。
ゴルフ場は9ホールの綺麗なコースだった。マーモットと呼ばれるウサギのようなリスが沢山生息していた。近寄ると逃げるが、モコモコと可愛らしかった。
Tuesday, 30 June 2026
ブラジル戦を観戦して
Monday, 29 June 2026
庄司薫氏の訃報
Monday, 22 June 2026
捨てる神と拾う神
Thursday, 18 June 2026
将来は課長になる
Tuesday, 16 June 2026
日銀の利上げ
日銀が政策金利を0.25%上げて1%にした。1995年以来31年ぶりというから驚きだ。金利が数パーセントの時代に育った者にとっては、1%でもまだ低い気がするのに、政策転換のような騒ぎである。
そう言えば昔の指標は公定歩合だった。それが廃止されて政策金利になったとは、恥ずかしながら最近気が付いた。
日銀が利上げに慎重だった理由に、よく日銀の債務超過の話がある。河村小百合さんの「日本銀行 我が国に迫る危機」によく解説されているが、アベノミクスで買い上げた大量の国債やETFの評価損の問題である。債務超過になれば普通の企業なら倒産である。流石にお札を刷っているのも日銀だからそんな事にはならないだろうが、気になる今後である。
そんな最中、植田総裁が(2週間とはいえ)入院した。まさか苦渋の選択から来る心労でないだろうが、このタイミングに心配になる。そう言えば最近、元総裁の白川氏の存在が目立つ。立派な「通貨に信用を刻印する」の出版や、TVにもよく登場される。
白川さんは安倍首相の掲げた「2%の物価目標」とそりが合わなかった。彼は生え抜きだから、列記としたインフレファイターである。当時それが原因だったと外から見てても分かった。そして代わって登場したのが黒田さんである。異次元の金融緩和(世に言う「黒田バズーカ」)を行い、株価は上がりデフレも終わった。
しかし気が付いてみればその負の遺産が、今の日銀の足かせになっている。白川さんの復活はそんな揺り戻しと関係している気がするし、両者の間に入って後始末をする植田さんは気の毒である。
1%になるとは言っても、アメリカや英国は3.75%、EUは2.15%だから、まだまだ開きは大きい。だからそう簡単には円高に戻るとも思えないし、市民生活への影響が気になる。
Sunday, 14 June 2026
セキレイの巣作り
Friday, 12 June 2026
イランからの脱出
Thursday, 11 June 2026
ランスロットプロジェクト
中世の本を読んでいたら、アーサー王伝説を思い出した。
アーサー王はウェールズ出身で、12人の円卓の騎士と共に英国を統一した人物として語り継がれている。一説には架空の人物とも云われるが、ケルト文化の象徴として、大陸も含めて彼方此方に足跡を残している。
その一番の腹心が、ランスロット(Sir Lancelot)」という若者だった。腕が立ちしかもイケメンで、アーサー王の右腕として活躍した。処がランスロットは、若い頃からアーサー王の王妃と関係を持っていた。今風に云えば不倫だが、最後はそれを政敵によって密告され、王国は崩壊するのであった。
昔ドイツの会社と、アライアンスの仕事をしていた時があった。「日独で世界のシェアーを取りに行こう!」と、会議や研修を重ね親密な関係構築に努めた。中でも総勢100名の温泉合宿は、正に裸と裸の付き合いで絆は強まった。
ただある時、ドイツ側が付けたプロジェクト名が「ランスロット」だと分かった。殆ど気に留める人はいなかったが、個人的には内心「これは日本を寝取る作戦か?」と疑った。暫くしてそんな心配は思い過ぎだと分かったが、一時はヒアっとした。
Wednesday, 10 June 2026
ケン・フォレットの中世シリーズ
Thursday, 4 June 2026
阿部監督の逮捕事件
Sunday, 31 May 2026
浅草ロック座の国際貢献
TVのアド街ック天国を見ていたら、「昭和レトロの街」で浅草がNO1に選ばれた。仲見世商店街だけでなく、庶民的な劇場も多い下町文化が評価されたようだ。思い出したのはロック座だった。
1970年代の半ばに、田中首相が訪れたインドネシアで大規模な反日運動が起きた。それを主導したのがインドネシア大学医学部の学生だった。大丸はじめ日系企業がその標的になったので、経団連も鎮静に動いた。そして「彼らを日本に呼んで日本を知ってもらおう!」という事になった。
「相手が学生なら此方も学生がいい」と、とある団体の代表を務めていた関係で呼ばれた。晴天の霹靂とはこの事だったが、費用はアメリカの財団が出すという。麻布にある事務所を訪れ、趣意書を渡すとすんなり通してくれた。古風な一軒家だったが、生まれて初めて日本家屋に土足で上がった。今から思えばそこはCIAの出先機関だった。
それから暫くして一行が日本にやってきた。そして公私に渡る交流を図ったのだったが、ある日彼らを浅草のロック座に連れて行った。何故そこにだったのか覚えていないが、外人をストリップで持て成すのが当時の社会慣行だったのかも知れない。
入ると舞台では艶めかしい女性が裸体を披露していた。それを見たインドネシアの学生は、奇声を上げて館内を走り狂ってしまった。きっと敬虔なイスラム教にはない初めての世界だったのだろう、その思いも掛けない爆発にはビックリした。
彼らが帰国すると、反日運動はピタッと止まったのは言うまでもない。今風に云えば、ロック座が日本の安全保障に大きく貢献した事になる。
余談だが、高校の国語の教師にHさんという人がいた。一年の半分を志賀直哉の暗夜行路につぎ込む変人だったが、彼は若い頃、浅草ロック座の脚本を書いていたと自慢していた。そう言えば、欽ちゃんの奥さんもそこのスターだった。
色々ご縁があった場所が、未だに残っているのは嬉しい限りである。
Friday, 29 May 2026
水俣病と漁師の話
Tuesday, 26 May 2026
暗殺の現場巡り
先日ホワイトハウスに銃を持った男が侵入し射殺された。一カ月ほど前にも、ホワイトハウス主催の晩さん会で発砲騒ぎがあったばかりである。2年前にはペンシルバニアの集会で、 トランプ大統領の右耳を銃弾か掠めたのは記憶に新しい。次から次へと続く暗殺計画に、国内の不吉な空気を感じる。
要人の暗殺は、時によって歴史の大きな転換点になる。安倍さんの時もそうだったが、自民党の求心力に陰りが出た。時を経てその現場に立つと、止まったままの時間を共有する不思議な感覚になる。
その体験の最たるものが、ダラスのJFKだった。10数年前に訪れたが、JFKが被弾した場所の道路には×印が残っていた。オズワルドが狙撃したとされるビルも当時のまま保存されていた。ただそこから単発銃で狙うには余りに遠く、誰もが近くのグラッシーノールと呼ばれる小高い丘が怪しいという気持ちになる。
もう一つはヒットラーの(未遂だったが)暗殺現場である。場所はロシア国境に近いポーランドの「狼の巣」であった。ワルキューレ作戦と称したクーデター計画で、シュタウフェンブルク大佐が総裁大本営仕掛けた爆弾が爆発した。ヒットラーは一命を取り留め計画は失敗したが、防空壕などが現存する中、その現場は跡形もなくなっていた。
シュタウフェンブルクの家系を書いた「Secret Germany]」という本がある。彼は名門貴族の末裔で、ドイツを狂気から解放する崇高な使命感を持った人だった。
Sunday, 24 May 2026
ルイスの転換点
Friday, 22 May 2026
日韓のシャトル外交
日韓のシャトル外交が続いている。前回は高市首相の奈良、今回は李大統領の安東と、開催場所にも工夫が施されている。兎角些細な事から感情に火が付くお国柄である。「近くて遠い国」とも言われるが、トップが頻繁に会えば少しは気心も通じるだろう。いい事なので温かく見守りたい。
韓国の対日感情を象徴するのが、戦争博物館の展示である。大きな都市に行くと、その国の戦争博物館を見る事にしているが、ソウルの規模は世界的にも大きい方である。何度か訪れたが、特に朝鮮戦争で使われた兵器が所狭しと並べられていた。
館内の展示は歴史を時系列で辿っているので分かり易い。韓国らしいのは、その内容が時の風潮で替わるのである。
例えば反日が続いた時は、秀吉、加藤清正の朝鮮出兵から植民地時代までの抗日一色だった。処が朴槿恵政権になった頃だっただろうか、敵は日本から北朝鮮に代わっていた。朝鮮戦争や、北のスパイが闇に紛れて上陸する恐怖を煽っていた。
歴史家の宮脇淳子さんは、この書き換えを許容する国民性を「ファンタジー世界の住人」と呼んでいた。時の政権が都合のいいように歴史を弄るのである。「(韓国人は)ゴールポストを動かす」と言われたり、韓流ドラマが受けるのもその辺と関係している気がする。
日本製品の不買品運動や慰安婦像など、謂れのない批判はとても不快であった。もう繰り返して欲しくないので、今の関係が続いてくれればいいが・・・。
Tuesday, 19 May 2026
スパゲティーの話
グルメ話の最後はスパゲティーである。ヨーロッパを旅すると、殆どランチはスパゲティーそれもボロネーゼにしている。ひき肉にオリーブ油で味付けしたこの一品は、当たり外れがない。
因みに今まで一番美味かったのが、意外にもマケドニアの首都スコピエだった。スコピエはソ連時代の銅像が建ち並ぶ荒廃した町だった。でもマザーテレサの生家を出た処で、小さなレストランのボロネーゼは格別だった。
トマトソースのナポリタンもいい。昔から日本の洋食屋の定番で、日本風にアレンジした味は喫茶店で生き続けている。
そのナポリタンだが、やはり本場のナポリの味に勝るものはなかった。郊外にあるポンペイの遺跡を見て、噴火したベスビオス山に登った。その帰り道、偶然立ち寄ったレストランで食べたナポリタンは最高だった。美味し過ぎて大皿二皿を平らげた。
またボンゴレという魚介類が入ったパスタもある。此方はバルセロナ郊外の漁村で食べた味が忘れられない。
一方ヨーロッパで一番不味いスパゲティーは、何とフランスのパリである。何処も茹で過ぎるからパスタはグニャグニャになる。こればかりはフランス人とイタリア人の味覚の違いを感じるのである。
Saturday, 16 May 2026
皇室典範改正のタブー
話は飛ぶが、ダン・ブラウンの「ダヴィンチコード」にも似たような話があった。物語の最後に、ソフィーと称する普通の女性が村人に囲まれるシーンがある。彼女はキリストとマグダラのマリアの血を引く末裔として、何世代にも渡って保護されてきたのであった。
Thursday, 14 May 2026
ラーメンの話
Wednesday, 13 May 2026
レストランの勝手格付け
Friday, 8 May 2026
東京のグルメ三昧
Tuesday, 5 May 2026
スパイと公安
Saturday, 2 May 2026
カウラの脱走事件
Tuesday, 28 April 2026
監獄ホテルと脱獄劇
星のやが、奈良に監獄ホテルをオープンさせるという。今まで軽井沢や丸の内など、斬新的なセンスで成功させてきただけに、どうなるのか楽しみだ。
近くに監獄ミュージアムもあるようだ。オーストラリアにはこの手の観光名所が沢山あった。国民の4人に1人は祖先に囚人の血を引くお国柄だけあって、建国の歴史と深い関係があるからだ。ただ歩いていると囚人の嘆きが聞こえてきそうで、正直あまり楽しい処ではなかった。日本なら猶更陰湿な気がするので大丈夫だろうか?
ところで監獄を舞台にした映画は多い。スティーブ・マックイーンの大脱走やパピオン、ミッドナイトエクスプレスやグリーンマイルなど、モンテクルスト伯もあった。
中でも「ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)」は爽快な気分になる作品だった。冤罪で投獄された銀行員が、所長の蓄財を手伝いながら、最後は脱獄に成功してそのカネを得る話である。
そう言えば、モンテクルスト伯のダンテスも冤罪だった。映画の囚人の多くは政治犯や捕虜など、同情に値する人である。レミゼラブルのジャン・バルジャンも、パン一個を盗んだ罪で投獄された。だから脱獄劇はサクセスストーリーが受けるのである。
昔「カッコーの巣の上で」という精神病院の映画があった。見た人は誰しも、「自分も精神患者と大して変わらない」心理になった。そもそも人間は罪深い生き物である。ホテルやミュージアムも、そんな囚人に寄り添う趣向があったらいいが・・・。
Monday, 27 April 2026
旅の失敗談
Sunday, 26 April 2026
ゴッドファーザーのロケ地
インバウンドで来日する人達の目的に、アニメの聖地巡りがあるという。アニメは疎遠なので、恩恵に授かれないのが残念だ。ただこうして日本文化が世界に浸透しているのは嬉しい限りである。アニメは知らなくても、海外のロケ地巡りをしているのでその気持ちはよく分かる。
今週のCNNニュースに、映画「ゴッドファーザー」のロケ地の話が載っていた。場所はシシリー島のサコバ(Sacova)という村で、マイケル・コルレオーネの結婚式を挙げた場所だった。
彼は酒場の娘を見染て結婚するのだが、村の人たちがエキストラとして駆り出された。当時18歳の女性は新婦の付き添い役で出演した。今では72歳になっていたが、「まだ水道も無かった村が、その映画を境に観光客が増えて村が潤った」と語っていた。
村はイタリア本土に渡るメッシーナという大きな港町の近くだった。メッシーナは2年前に通った。戦争で壊滅的な被害を被ったと聞いていたが、今ではその面影もなかった。
映画の中に、マイケルの横を米軍のジープが通るシーンがある。当時はその解放直後だった事も伺えたり、シシリー島への上陸の陰にはマフィアの協力が大きかったのを思い出した。小さな記事だったが、旅の記憶が少し蘇って来た。
Tuesday, 21 April 2026
ロマノフ王朝の頃
Monday, 20 April 2026
オークニー島のスパイ
タリスカーと並ぶ印象的な蒸留所が、オークニー島のハイランドパーク(Highland Park)である。
スコッチの多くはスペイサイドやハイランドで作られている。有名なシングルモルトのマッカラン(Macallan)やグレンフィディック(Glenfiddich)など、その酒蔵はとても美しい。行った時にも新郎新婦が記念撮影をしていたが、ビートの香りと相まって華やかな雰囲気がある。
一方オークニー島は、スコットランド最北端から船で渡る寂しい処である。人口2万人の島には石器時代の住居跡や、ストーンヘンジを大きくしたような石碑群が立ち並んでいた。こんな寒い所にも、古代から人が住んでいたかと思うと驚きである。そこにひっそりと佇むのがハイランドパークの蒸留所だった。

















