Sunday, 14 June 2026

セキレイの巣作り

6月は衣替えの季節である。昔はこの時期、冬物の背広やオーバーをクリーニングに出していた。今は一年中ジーンズで過ごしているから、そんな煩わしさもない。改めて「社会生活って大変だった」と思う。

衣替えは人間だけでなく、犬も同じである。冬用のモコモコした毛が一気に生え変わる。毎日の毛すきが大変だが、庭に落ちた毛は小鳥たちが拾っていく。

巣作りを始めたのだろうか、毎朝やって来るセキレイは暫く木の上から見ていて、大丈夫だと分かるとサッと降りてくる。口一ぱいに抱えて持って行く姿は微笑ましい。「フカフカした最高の巣になるだろう!」と、エコをやっている気持ちになる。

処がそのやって来た小鳥が、時としてガラスに激突して失神する。一度は暫くして意識が回復し飛び立って行ったが、2回目はショックで死んでしまった。ベランダにいつまでも置いておくわけには行かないから、庭に出すと翌朝羽だけが散らばっていた。跡形もなく、自然界の厳しさが伝わってきた。

カラスも巣作りをする。ただ此方は可愛くない。随分前だが、高いスギノキの先にハンガーを集めては巣を作り出した事がある。危ないとは知っていたが、防災用のヘルメットを被って撤去した。頭上ではそれを見ていたカラスが、カーカーと旋回しそれは怖かった。

翌年から区役所に頼むことにした。ただ係員の人は、撤去は卵が孵ってからにするという。産卵時のカラスは警戒心が強いが、雛になるとそれも和らぐらしい。まだ毛が生えていない雛を持って行く光景は、あまり気持ちのいいものではなかった。

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