Saturday, 16 May 2026

皇室典範改正のタブー

皇室典範の改正が進んでいる。男系男子の継承に限りがある中、女性天皇や旧宮家の復活が議論の的になっている。昔なら側室の子供が沢山いたので、こんな問題にはならなかった。皇室にはタブーが多いから、嘸かし関係者も大変だろう。

実はあえてそのタブーが許されるなら、第三の可能性もあると思っている。それは皇居に建つ楠木正成像に関係する。

楠木正成は鎌倉幕府打倒に貢献した武士である。後醍醐天皇に尽した英雄として、子供の頃に「青葉茂れる桜井の」の歌も聞かされた。でも何故その像が明治になって建てられたかがポイントである。

というのも、南北朝時代から江戸末期の孝明天皇まで、天皇はずっと北朝の血を継いでいたからである。ところが楠木正成は列記とした南朝の侍である。

つまりそこから導かれる解は、〜孝明天皇=北朝、明治天皇〜=南朝の構図である。従って「明治天皇は孝明天皇の子ではない」になる。では明治天皇は何処から来たのか?そして北朝の血を引く人たちは何処に行ったのか?が次の疑問になる。

話は飛ぶが、ダン・ブラウンの「ダヴィンチコード」にも似たような話があった。物語の最後に、ソフィーと称する普通の女性が村人に囲まれるシーンがある。彼女はキリストとマグダラのマリアの血を引く末裔として、何世代にも渡って保護されてきたのであった。

そう考えると、明治天皇になった若者やその祖先も、400年に渡る時代を経て保護されてきたと考えるのが妥当である。また維新で追放された北朝の人達も、今でも何処かに保護されながら暮らしているに違いない。

所詮は兄弟で袂を別った南北朝である。どちらも天皇家には変わりない。一時は失脚した北朝の末裔には男系男子もいるだろうし、南朝の旧宮家よりよっぽど筋を得ている気がしている。

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