Tuesday, 10 March 2026

イラン革命防衛隊のスパイ

アメリカとイスラエルがイランの指導者を殺害、イランは中東各国の施設を攻撃し報復が始まった。原油価格は60ドルから倍に跳ね上がり、株価も大きく下落した。6万円になろうかとしていた日経平均も、昨日は5万円を割りそうになってきた。

日本にいるとそんなおカネの心配ばかりが募るが、ユダヤ人とイラン人の関係を身近に感じるのがオーストラリアであった。何年か前にシドニーにあるホロコースト博物館を訪れた事があった。オーストラリアには10万人程のユダヤ教徒が住んでいるが、そんな人たちを保護するにしてはやや大掛かりな施設であった。

2024年にそのユダヤ人のレストランやシナゴーグが、たて続きに襲撃される事件が起きた。犯行の黒幕が(ニュースでよく出て来る)イラン革命防衛隊(IRGC)だった。その為2025年8月にイラン大使は国外退去になり、大使館も閉鎖される事態に発展した。

実はそれに先立つ2025年1~2月、パース郊外のフリマントルに長期滞在した時だった。アパートの隣に住む男が、夜になると長時間電話する声が壁越しに聞こえてきた。その声はコーランのように抑揚がなく、中国人の話し方に似てとても攻撃的で気持ち悪かった。初めは別れた奥さんとの口論位に思っていたが、明け方まで続く電話に中々寝付かれなくなると何か別のモノを感じた。

(家主に聞くと)男はイラン人で石油会社に勤める嘱託だという。それから数カ月して国交が断絶した時期と重ねると、「彼はIRGCのスパイではなかったか?」と思えてきた。

一方のユダヤ人だが、昨年12月にシドニー近郊のビーチで発砲事件があり、15人が死亡40人以上が負傷した。犯人はISの影響を受けたパキスタン系の親子だったが、改めて反ユダヤ感情が根深い事が伺えた。

昨日もオーストラリアで、イランの女子サッカー選手数人が亡命した。アメリカの要請があったようだが、中東の混乱はまだまだ続く。

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