一つはカリフォルニアのSilicon Valley Bank、もう一つはSilvergate Capitalである。特にSilicon Valley Bankは全米16位の資産を誇る大きな銀行だっただけに驚いている。FDIC(連邦預金保険公社)は25万ドルを上限に預金を保護すると言っているが、果たしてどうなることやら。
どちらの銀行も資金繰りが悪化した処に持ってきて、価格の下がった国債や社債を売却した事で損を膨らませたようだ。週明けの東京市場の株価は大きく下がり、特に銀行株の下げが目立っている。リーマンショックの時のように、負の連鎖にならなければ良いが心配である。
新たに日銀総裁になった植田氏は「金融緩和は継続する」と言っていた。ただ昨今の物価高や賃上げの機運からして、遠からずして日本の金融政策も転換期に入ったと思っていただけに、またその期待も分からなくなってしまった。
暫くはこの連鎖の影響が気になる。
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