Sunday 21 January 2024

魅力的な越後湯沢

初滑りに越後湯沢に行ってきた。晴れマークを見て前の日に決めた。新幹線に乗る事1時間、家を出て滑り出すまで4時間である。10本程滑って引き揚げれば、まだ夕食時間に戻れる。いつも行くのは石打丸山である。山頂から麓まで4㎞のコースを、只管ノンストップで滑れるのが気にっている。

スキーの板はレンタルする。ぶらっと立ち寄る馴染みのレンタル屋がある。入ると親父さんから「今年も来たの、また石打?」と聞かれる。凄いのはどこのスキー場にも、一人から送迎してくれるサービスである。ある時20分以上も掛かる三俣かぐらまで頼んだら、快く引き受けてくれたのには驚いた。

 スキー場は平日なら貸し切りかと勘違いする程ガラガラである。ただ今年は少し多かった。理由は台湾からのスキー客が増えたためである。服装は中国人と違って地味だが、家族で短期間滞在していた。

 昔水上のスキー場で滑っていた時、フランス人が「日本のスキー場は狭くて物足りない!」と愚痴を零していた。群馬はメーカーの人が多いからその関係者だろうが、その時は肩身の狭い思いがした。 

 実際アルプスのシャモニー始め、バルディゼール、バルトランス、ドゥザルプス、ティーニュは何処も広かった。ただアクセスはパリからだと丸一日は掛かるし、滞在も一週間刻みである。立派なレストランはあるが、殆どが地元のスーパーで買い込み、アパートで食べる事になる。

若い頃はまだ仲間も多かったからこれでいいのだが、年配者には不向きである。 その点日本のスキー場には居酒屋が多く、何より温泉がある。改めてその魅力を再発見している今日この頃で、これを使わない手はないと思っている。

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