スキー場は平日なら貸し切りかと勘違いする程ガラガラである。ただ今年は少し多かった。理由は台湾からのスキー客が増えたためである。服装は中国人と違って地味だが、家族で短期間滞在していた。
昔水上のスキー場で滑っていた時、フランス人が「日本のスキー場は狭くて物足りない!」と愚痴を零していた。群馬はメーカーの人が多いからその関係者だろうが、その時は肩身の狭い思いがした。
実際アルプスのシャモニー始め、バルディゼール、バルトランス、ドゥザルプス、ティーニュは何処も広かった。ただアクセスはパリからだと丸一日は掛かるし、滞在も一週間刻みである。立派なレストランはあるが、殆どが地元のスーパーで買い込み、アパートで食べる事になる。
若い頃はまだ仲間も多かったからこれでいいのだが、年配者には不向きである。
その点日本のスキー場には居酒屋が多く、何より温泉がある。改めてその魅力を再発見している今日この頃で、これを使わない手はないと思っている。
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