Saturday 18 June 2016

英国のEU離脱

英国のEU離脱を巡る投票が近付いている。賛成反対が拮抗し正に国を二分している。そんな中、昨日は残留派の女性議員が撃たれる事件まで発生した。離脱すれば経済のダメージが大きい。ただ今回は、損得より「これ以上の移民は御免だ」のセンチメントが大きい。

暫く前にロンドン行った時だ。地下鉄に乗って周囲を見渡すと、白人が本当に少なくなってきたことを感じだ。その数ざっと2割程度だろうか、昔とは随分と変わってきた。それでいて治安がいいのにも驚いた。深夜バスにも安心して乗れた。資産の運用、取り分け海外からの不動産投資が増えてきたのもそのせいだろう。リージェントストリートの高額物件が、ウクライナのロシア人に買い捲られているというのは有名な話だが、その煽りでロンドンっ子には手が届かない水準になっている。

英国は郊外に行くとやたらにB&Bが多い。旅行者に自宅を開放して生活している。その姿は国を象徴しているような気がする。これをウィンブルドン方式と言うが、どっちに転んでも、そのスタイルは続いて行くだろう。

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