Wednesday 14 December 2016

怪しい1000円札

トランプ効果で株価がどんどん上がっている。アメリカでは雇用統計もいいので、いよいよFRBは利上げに踏み切るのだろうか?そうなれば、ドル高になるからアメリカにお金が集まる。日本は円安が続くから、株価も上がり誰もがハッピーである。

そんな中、最近ちょっと気になっていることがある。それは今更だったが、日銀は国の機関だと思っていたら、政府出資は55%に過ぎない事だった。残りの45%は個人株主で全て匿名との事であった。中立でなかったら、ETF買いなど特定会社の株買い占めにならないのだろうか?心配になってFRBも調べてみれば、こちらも株主はモルガン銀行、チェースマンハッタン銀行等の純然たる民間企業であった。

そんな話をしていたら、友人のM君が、日銀の1000円札を取り出して何やら始めた。野口英世の顔を真ん中で半分に折ると左右全く違う顔になるとか、裏面の逆さ富士はどこか外国の山に似ている・・・。NIPPON GINKOの文字も折り方でWWWになるとか、かの1ドル紙幣に至ってはピラミッドの目があったり、何か変である。身近な世界だけに興味が尽きなくなってきた。そもそもオリンピックも民間事業だから、お上意識が未だに残っている方がおかしいのかも知れないが、この冬の夜長はその怪しい世界に浸りそうだ。

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