Sunday, 11 February 2018

国際化するスキー場

今年もスキーを楽しんでいる。どこに行っても外人ばかりだ。湯沢では平日の多い時には、8割が外人だと言う。近場の湯沢は中国、韓国始め、東南アジア系が多く、滑らずに雪遊びに来る人もいる。そんな遂にモンゴル人の経営するレンタルスキー屋も出来た。一方、オーストラリア人は北海道、長野など遠くに2週間程度滞在する。

中国人や韓国人とは殆ど会話を交わすことはないが、そんなオーストラリア人は気さくに話しかけて来る。リフトで隣合せたオーストラリア人は、一か所に泊り妙高、斑尾、白馬などのスキー場を梯子していると言う。加えて日本酒の酒蔵やビール工場も訪れ、すっかり日本酒ファンになったようだ。スキーの流儀も異なり、降雪の日に新雪を滑るのがいいらしい。変わっている人達だな?と思っていたが、どうやらオーストラリアのスキー場は気温が高く、アイスバーンが多いようだ。狭くて雪が重い印象のある日本のスキー場だったが、そんな楽しみ方もあるようだ。

オーストラリアでは滑った事はないが、シャモニー、バル・トランス、ティーニュ、バル・ディゼール、デュ・ザルプス・・・思えば随分ヨーロッパアルプスでは滑ったものだ。スキー場はどこも広くて立派だが、殆どコンドに泊ってスーパーで買ってきた物を部屋で食べるので、アフタースキーがつまらない。勿論レストランはあるが、高いし毎日という訳には行かない。その点、日本の田舎町は居酒屋が多く、何より星の数の如きある温泉が魅了的だ。特に野沢、湯沢、蔵王などの大きな温泉町はいいし、宝台樹や水上など群馬の小さなスキー場も、それなりの雰囲気がある。環境を整備すればまだまだ伸びる余地がある気がする

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