オーストラリアはゴルフ天国である。町から車でちょっと走れば沢山のコースが待っている。ゴルフクラブと称する処はレストランやカジノが付設していて、正に地域の社交場である。それに対しゴルフコースは文字通りゴルフだけである。やはり終わった後は冷たいビールが欲しいので、クラブの方がいい。
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スタートは空いていればいつでも出れる。ただ週末などはやはり予約が必要である。至って気軽なゴルフだが、日本のゴルフ場と違う点は幾つかある。例えばコース案内、次のティーが何処だか殆ど標識がないので初めは戸惑う。次第に慣れてくると獣道ではないが、不思議にそれが見えて来るが。
人々はとても陽気である。根っからゴルフライフを楽しんでいるのが良く分かる。仮に打ち込んでも「ごめんなさい」は言わない。日本だと怖いメンバーからクレームが出そうだが、それもお国柄なのだろう。ただ一組6-7人で周るのには参ってしまう。先日も一緒に回ったオーストラリア人に「どうして倶楽部は注意しないの?」と聞いたが、暫くしてそれが愚問だと分かった。
勿論ドレスコードもない。皆んなゴルフの格好でやって来て、駐車場で靴を履き替えるだけだ。ロッカーもシャワールームもない処が多い。一体「ゴルフは紳士のスポーツ」でジャケット着用の日本の仕来りは何処から来たのかと思ってしまう。
又OB杭が無い。その代わりにウォーターハザードが多い。だからボールが無くなってもペナルティーは一つで済む。距離はメーター表示なのでヤードに数え直している。距離はやはり長い。パー4で400ヤードを越える処はザラである。コースに屯しているカンガルーや野生の鳥を見るのは本当に楽しい。
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