Thursday 14 September 2023

テート美術館展

未だ暑さが続くが、暦の上ではもう秋である。秋は芸術の季節、ならばと開催中のテート美術館展に行ってみた。行ってビックリ、平日なのに多くの人が並んでいた。既に来場者も10万人を超えたというから、入場料を2200円として2億円以上の収入になる。賃料がいくらか知らないが、きっと企画は成功したのだろう。

目に付いたのは来場者の装いだった。気のせいか奇抜な服装の若い女性が目立った。美大関係の人だろうか?、将又会場は乃木坂の一等地だからおしゃ目的なのだろうか?勝手に想像しては楽しんだ。

ただ肝心の展示の方は見てガッカリ、展示数が圧倒的に少なかったのであっという間に終わってしまった。お目当てのターナーは数点、コンスタブルに至っては油絵が2点のみと貧弱だった。代わりに光をモチーフにした近代オブジェがあったが、例によって芸術性を全く感じない代物で素通りした。

 ロンドンのテートギャラリーには、有名な「オフィーリア」など今回来ていない作品が沢山あるやに聞いている。もうちょっと出して欲しかったというのが正直な気持ちである。ともあれ、日本でもスマホの写真撮影がOKになった事を知ったり、芸術に触れるとやはり一日が豊かになるなど、実り多き秋の一日になった。

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