Tuesday, 14 October 2025

川崎のストーカー事件

暫く前だが、川崎市でストーカーによって若い女性が殺害される事件があった。女性は事前に警察に何度か相談していたが、真面に警察では取り合わなかったという。流石に事件後、「捜査は不適切だった」のコメントが出されたが、時すでに遅しである。

ところで最近、近所で枝が折られる事件が発生した。4軒の家が被害に逢った。いつもは静かな町内だが、この時ばかりは奥さん達が集まり、「誰が何のためにやったのでしょう?」と大騒ぎになった。

早速「警察に報告しましょう!」になり、大挙して最寄りの警察署に押しかけた。ところが事情を話すると、「それは偶然ぶつかって折れてしまったかも知れません」、「ビデオの映像がないと、捜査する訳には行きません」、「区役所に相談して防犯カメラ設置を頼んだらどうでしょう」と言う。極めて消極的な対応で、一同肩透かしにあった気分になった。

結局各々の家で防犯カメラを設置する事で、今後に備える事にした。そこで思い出したのが先の川崎市の事件だった。きっとその女性も、こんな感じで遇らわれたのだろうと・・・。

警察が忙しいのも分かる。いちいち苦情が寄せられるたびに捜査本部を置くのも大変だ。ただ市民からすると、だからといって頼みになるのは警察を置いて他にいない。場合によっては命にも関わる。頼みにしていただけに今回の無力感は大きかった。

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