物語はフランス革命を背景に、ぬれ衣を着せられダンテスの復讐劇である。孤島の刑務所から脱獄する件もあるので、今回もそれと重ねる人もいたが、流石にそれはないにしても、やはり「これか!」と思った。
復讐劇は洋の東西を問わず痛快である。シドニー・シェルダンの「ゲームの達人」や、日本なら差し詰め「忠臣蔵」であろう。特に日本の場合は、無念を自らの命を賭けて晴らす処が凄い。
処で最近では、トランプ大統領の復讐劇が話題になっている。嘗ての議事堂襲撃で自身を追い込んだのFBIの検察官や長官や、側近だったボルトン補佐官などへの報復に出ている。物凄い執念を感じるが、権力を盾にしているのであまり快くない。
そういう事で秋の夜長、サルコジ氏に肖って「モンテ・クリスト伯」をまた読んでみる事にした。来月はその映画も日本で公開されるようで楽しみだ。
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