Friday 11 November 2011

Mr.ビーンの映画

Mr.ビーンの新作映画、”Johnny English”を見に行った。007のジェームズボンドを捩ったパロディーで面白かった。

Mr.ビーンは、殆ど言葉が入らないので私の様に英語が苦手な者にはちょうどいい。独特のウィットといたずらが笑いを誘い出す。日本で云えば志村けんに近い、見ているだけで何かやってくれると思わせる天性がある。笑いのツボは国によって違うので、見ていてドキッとする場面もあった。例えばMr.ビーン扮するエージェントが、エルザべス女王を殺し屋の女と間違えてボカボカと殴るシーンがある。英国王室のブラックジョークを売りにしていると聞いてはいたが、日本的にはちょっとビックリする光景だった。

言葉が入るともっと違ってくる。日本に来て日本語が達者になった外人が、日本語でジョークを言っても殆ど面白くない。いい例がデープ・スペクターで、英語に直すと面白いのだが、彼にしてそうだ。ましてや日本人が下手な英語で受けを狙うのは至難の業だ。笑の世界は奥深い。

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