Wednesday 23 November 2011

冬のインドアテニス

当地のテニスは、10月半ばからインドアになる。雪は降っていないが、外は寒過ぎるので殆どやる人はいない。インドアの施設は新しく、小さい町にしては数が多い。オムニばかりでなく、アンツーカーのコートもある。室内は温かく、半袖半ズボンで出来る。更衣室にはサウナがあり、シャワールームも綺麗だ。ジュニアの育成に熱心で、早朝からマンツーマンで練習している光景を良く見かける。ソ連時代の名残だろうか、テニスに限らずスポーツ練習には必ずプロのコーチと効率的なプログラムがセットになっており、羨ましい環境がある。

テニスコートは基本的に時間貸しで、1時間20ユーロ前後である。これを頭割りするので、例えばシングルスの場合は1時間半借りると1人15ユーロ(1600円)になってしまう。日本的な金銭感覚だと1人5000円程になるので、かなり高い遊びになる。それだけにやる方は真剣だ。

テニス相手はクラブの掲示版や紹介で見つける。ただ中々お互いが満足する相手に巡り合うまで時間が掛かる。いつぞや、「自分はプロレベルではないが、相手をしてもいい」という男から連絡があった。会ってみると全くの初心者でガッカリしたこともある。その他、テニス界の大御所が関係者にメールを出して、トーナメントを企画することもある。このリストに載るまでが大変だが、こうして知り合った人と連絡を取り合い、コートに漕ぎ着く。

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