Tuesday 24 December 2013

南スーダンとウクライナ

今日はクリスマス・イブだ。この歳になると聖夜は大晦日だし、本当のクリスマスはやはり正月だ。ただそうはいっても、クリスマスには夢がある。ツリーを見れば気持ちが和らぐし、クリスマスソングを聴けば子供の頃を思い出す。、不思議な魔力がある。

そんな最中、自衛隊の弾丸1万発をPKOに提供することが決まった。提供先は南スーダンの駐留韓国軍だ。南スーダンは勿論行ったことのないが、イスラム教徒が支配するスーダンにあって数少ないキリスト教派の土地である。それがイスラム派の攻撃に遭っているので、今回の対応になったようだ。ウクライナもそうだ。元々はキリスト教をルーツにする民族だったが、ロシア正教が永年支配している。今回の発端になったEU加盟の是非は、原点に帰る戦いだ。

キリスト教とイスラム教とロシア正教と何が違うのか、信じる神が違う他は良く分からない。しかし例えば、キリスト教には禁酒とか礼拝の義務、女は人前では顔を隠し教育が受けられないという制約は少ない。特に利潤に対する考え方は寛容だ。プラスアルファを生む自由な活動は、イスラム・ロシア正教は悪に近い。自由を認めると既得権益が脅かされるからなのだろうか。今晩世界中で多くの人が自由への願いを込めて祈っている、そう思う一夜である。


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