Wednesday 4 December 2013

休日の六本木

週末、六本木ヒルズで食事をしようと久しぶりに都会に繰り出した。平日なら兎も角、休みの日までわざわざ都心に出る人もいないだろうと高を括っていたら、どっこい大変な人集りに圧倒されてしまった。昼をかなり過ぎているというのに、どこのレストランも長蛇の列だ。何もそこまでして待たなくてもいいのでは?と思ったが、その勢いは凄かった。
 

それにしてもこんな所まで出てくる人種って、一体どんな人なのだろう?まず思い浮かんだのは若い人のデートだ。ところが場所柄、若い人より結構年配者が多い。中年夫婦、マダム仲間、結婚式から流れて来た一派、TVで見たことがある女優とヤクザ風の黒服男・・・。アベノミクスの恩恵ではないだろうが、ここだけはデフレとは無縁のようだ。
 
どうやらこの現象は、丸の内や日本橋でも同じだという。都内の人は元より、新幹線で上京する地方の人、中国などの外国人が多いという。まるで山でも登るかのように、地方から都会に、都会の中でも更に都心のビルに向かって人が集まっている。人の心理もあるのだろう。ふと、昼からシャッターを閉めた地方の商店街を思い出してしまった。

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