Monday 2 December 2013

ミセス・ガンジーの墓

天皇皇后がインドを訪問している。53年ぶりの再訪問というので、思い出も一入だろう。インドは何といっても親日的な国だ。大東亜戦争がインド独立の切っ掛けになった縁だろう。チャンドラ・ボース(Chandra Bose)や、東京裁判のパール(Pal)判事などに代表される日本親派は多い。

インドは今や中国と並ぶ21世紀の大国だ。ただ、税金を払っているのは国民の2割に過ぎないので、貧富格差は未だに大きい。その社会を支えているのがカースト制度だ。ホテルで荷物を置きっぱなしにしていてもまず盗まれることはない。治安の良さに加え英語は公用語だ。インド訛りは聴き難いものがあるが、中国にない武器である。

今回の訪問では、ガンジー(Gandhi)の記念碑を訪れたという。ガンジーは遺骨を散骨したので墓はないからだ。ただミセス・ガンジーの墓はあった。暫く前にプネに行った時、ホテルからタクシーで連れて行ってもらった。ひっそりとした庭園に佇み、見過ごしてしまいそうだった。ガンジー13歳、夫人は14歳の時に結婚だったというので、どんな夫婦だったかのだろうか。

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