Saturday 6 December 2014

街の広告撮影

昔プーケットで開かれた国際会議に出たことがある。各国から来た人達と、協議も沙流ことながら、泳いだり飲みに行ったり、楽しい一週間を過ごした。

会議が終わり暫く経った頃、ドイツ人のKさんが沢山の写真を送って来てくれた。それを見て驚いた。写真に写っていたのは自分が見たこともない風景だったからだ。例えば花や植物、道端の何気ない被写体がアップになっていた。その一方人の集合写真は余りなかった。同じ時に同じ場所で過ごしても、人によってはこんなに視点が違っていたのか!と変に感心した。

以来、篠山紀信ではないが、写真を撮る時にはグッと被写体に近寄り焦点を絞るように心掛けている。すると色々なものが見えてくる。例えば平凡で詰まらない都会の風景だが、広告とか商店のパネルは中々面白い。原画はプロが撮ったものなので、当然美しく撮れる。こうすると単調なアルバムにアクセントが付く。

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