Saturday 18 February 2017

韓国の恨文化

今週の話題は、何と言っても金正男が暗殺されたことだろう。ただでさえも時代錯誤の北朝鮮、それもマレーシアの国際空港で毒針、インドネシアの女とかまるで映画に出て来るような設定である。それにしても世襲の跡継ぎの抗争は凄いものがある。

その韓国だが、とある本に韓国人の恨(ハン)文化が紹介されていた。永年抑圧された人が持つ無常観のことらしいが、今の慰安婦問題もそこに行く着くらしい。歴代の大統領が引きずり降ろされたり、有史以来王朝の墓が代が代わると破壊されるなど、中々根は深いようだ。こうしたスクラップ&ビルドが続くと、当然いつまで経ってもストックが蓄積されない。その繰り返しはこれからも続いて行くのだろうか?

朴大統領を見て最初はとても親近感があった。それはソウルの食堂のおばさんの雰囲気があったからだ。たかが親しい友人を近くに置いたくらいで、どうしてそんなに非難されるのだろうか?と今でも思う。昔韓国と仕事をしていた頃、サムソンや現代の人達とも良く付き合った。とても知的でいい人達だったが、親しくなって飲むと「日本には負けないぞ!」と感極まって泣き出す人もいたのには参った。近くて遠い国の韓国、もうそろそろ恨まなくてもいいのに・・・、そんな気持ちになってくる。

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