Thursday 8 June 2017

名古屋のきし麺

名古屋で一番美味しいもの、それは何でしょう?ドテ焼き、きし麺、ひつまぶし、味噌カツ・・・、色々あるかも知れないが、誰もが頷くのはきし麺である。ただそれは名古屋駅のスタンドのきし麺がいい。

その駅のきし麺を久しぶりに食べてみた。汁といい、麺の感触といい、何より贅沢な鰹節をふんだんに使っていて、それは美味だった。そして何より値段が380円と超安い!その素朴さが人々を引き付けるのだろうか?以前そのきし麺を町中のそば屋で食べたことがあったが全く別物で、駅の味に勝るものはなかった。

では2番目は何だろう?個人的にはやはり「ひつまぶし」かと思う。まだ名古屋駅前がまだ開発される前だったか、豊田通商の人に老舗に連れて行って貰ったことがあった。名前は忘れたが、今ではその古めかしいビルも無くなり、明治は遠くなりにけりの感がある。ただ形は代われど名古屋駅の地下は健在だ。「びんちょうひつまぶし」に入ると中国人ばかりだったのには驚いたが、3回に分けた食べ方の薀蓄も含め堂に入っている。地元の銘酒「久平次」との相性も良く、暫し旅情に浸ったのであった。


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