テニス仲間のHさんが、「これ面白いよ!」と半藤一利著「昭和史」を貸してくれた。長年のベストセラーだけあって、ちょっ読んだだけでそれが伝わって来た。例えば40年周期論、慶応元年(1865)の開国決議から日露戦争(1904)、日露戦争から終戦(1945)、そしてバブル崩壊(1985)・・・。
経済では50年のコンドラチェフ波は有名だが、こちらの方がより身近である。そう言えば、綾小路きみまろが「あれから40年!」と良く言っていた。社会に出て退職するのも40年だから、何かヒトの一生と関係しているのだろう。
著者の一筆書きの文章はとても快いし、歴史が整理されている。読んでいると、改めて満州を譲渡された辺りが、分かれ道だった気がしてくる。日露戦争は良く頑張ったと思うが、その褒美が大き過ぎたのだろうか?
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