Monday 13 November 2017

チョンの優勝

テレビというと、殆どテニスしか見ない。幸い一年中、WOWOWとGAORAで世界のトーナメントを放映しているからだ。見る方も大変だが、選手もいくら仕事とはいえ、狭いコートで連日ボールを打ち合っている姿に少し同情してしまう。

そのテニスだが今年も漸く終わりになってきた。ロンドンでファイナルと称するトップ8の戦いが始まった。昨年まで常連だったジョコビッチ、マレーそして錦織選手の姿はなく、新たにパリグラプリで滑り込んだソックスや小柄ながら頑張ったベルギーのゴファンなど、新顔が多いのが今年の特徴だ。そんな中で今年のランキングトップになったナダルや、36歳のフェデラーが入っているから驚きだ。どちらも休養して返り咲いたから、やはり適度な調整がいいのだろうか?

世代交代が中々進まないことを懸念してか、先週ローマで21歳以下の次世代トーナメントが初めて披かれた。ルールは4ゲーム先取のノーアド方式、レットもなければジャッジは全て機械である。時間と手間を省いた運営は中々評判のようだった。優勝は韓国のチョン、暫く前から見ていて実力があり納得の行く結果だと思った。

ところでロンドンファイナルのスポンサーは、今年から日東工業が付いた。LEDで世界を制覇した四国の会社だ。一昔前なら考えられないことがテニス界で始まっている。

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