Saturday, 2 December 2017

他人の健康が心配

最近、身近でヒアっとする事が多い。ビルの喫煙室でタバコを吸っていたKさんが突然倒れた。たまたま一緒に居た人が機転を利かせAEDを持ってきてスイッチを入れた。それが幸いしてKさんは一命を取り留めた。かと思えば反対のこともあった。

暫く前だったが、テニスコートで倒れたM君がいた。さっきまで元気で走り回っていたのに、突然呼吸が苦しいとしゃがみこんだ。段々辺りの人が集まり出し、彼を横にして様子を伺った。するとみる見る間に顔が蒼くなり息が苦しそうになった。寒さも襲ってきたようなので、皆で摩って「ハイ、大きく息をしてね!・・」と励ました。誰かが「AEDを探してこい!」と言うが辺りに見当たらなかった。そうこうしている内に救急車が到着し病院に運ばれた。ところが23時間すると、Mさんはケロッとした顔で戻ってきた。聞くと症状は過呼吸だったという。周囲が慌てて空気を吸い込ませた事が逆に症状を悪化させたと分かり、一同真っ青になった記憶がある。況やAEDなど流したことには、大変な事になっていた訳だ。

そんな事もあって、先日旧友のT君と久々にテニスをやった時には気が気でなかった。T君は心臓の手術が終わったばかりで、「生きている内にもう一度テニスをしたかった!」みたいな変なことを言う。「それって大丈夫なの?」と恐る恐る聞くと、「2度目だから大丈夫だよ」と言うし、いざボールを追いかけ始めると、動きは悪くない。毎週テニススクールに通っているだけあって、随分見ないうちに腕前を上げ、サーブは入るしボレーの詰めも良かった。予定していた2時間もあっと言う間に過ぎてその日は分かれた。ただその後容体が気になったので自宅に電話してみた。ところが何度掛けても誰も出ない。「ひょっとして入院したか!?」と心配は募った。個人携帯にメールすると、「今旅先だけど?」と拍子抜けする返事が返って来た。色々あるので、健康には過敏になる今日この頃だ。

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