Tuesday 6 September 2011

ロシアの国民感情

夕方になると近くのサッカー場で良く練習試合が始まる。先日は18歳以下のエストニア代表と、在エストニアのロシア人チームの試合があった。当地のロシア人は人口の30%、一見融和している様に見えるが、住居などまだまだ国内の棲み分けが残る。

こうした現状を本国はどう見ているのだろう。先般、ロシアのインターファックス社が行った世論調査によると、ロシアが親密と思う国のベスト5は、1)ベラルーシ、2)カザフスタン、3)ウクライナ、4)ドイツ、5)中国、逆に親密と思わない国のベスト5は、1)グルジア、2)ラトビア、3)ベラルーシ、4)アメリカ、5)リトアニア、であった。


このように、バルト3国に対する国民感情はあまり良くない。その原因は第2次大戦時の豹変にあるらしい。ソ連の属国と思っていた国が突然ドイツと共に銃を向けてきたからだ。特に将校(=指導層)を多く含んだことが、国として取り組んだ印象を与えた。ステレオタイプの国民性が気に喰わないのだ。しかし元々侵略してきたのはソ連なので、それを言う資格はないと思うが、長年蓄積した国民感情は如何ともし難いものがある。特に戦後、子飼いと思っていた国々が自国よりいい生活をしているのも、感情的に許せないのだろう。1つの国に2つの民族、複雑な共存はこれからも続く。

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