今日から全仏オープンテニスが始まった。これから2週間はWowowのTVに釘付けになる。プレーする方も命がけなら、睡魔と闘いながら観戦する方も大変だ。
今年は誰が勝つのだろう?過去7回優勝しているナダルだろうか、上り調子のマレーや錦織が苦手なデルポトロが欠場しているので、またダークホースが出て来るかも知れない。典型的なのは2000年のクエルテンだった。サッカーシャツを着た独特のスィングで2連覇した。1993年から2連覇したスペインのブルゲラもそうだった。土は球足が遅くなるので守備範囲が広くなる。拾って拾い捲れば勝機に繋がる・・・それが見ていて面白い。
ローランギャロス(Roland Garros)は、世界で初めて地中海横断に成功したフランス人パイロットだそうだ。私も最近まで知らなかった。大会の魅力は試合も然ることながら、何といってもその優雅な雰囲気にある。会場の場所はパリ16区、高級住宅地の一角で近くにはロンシャン競馬場もある。してこの季節、初夏の緑と強い日差しは選手の肉体をスポットライトで浮かび上がらせる。まるで芸術品のように美しい。湿度が低いので、実際以上に観客と選手の距離感が近くなる演出効果もある。
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