Wednesday 10 January 2018

進化するスキー用具

スキーのシーズンである。今年も重いスキーを担いで初滑りに行った。行った先は万座である。いつものように電車とバスを乗り継ぐ処は変わらないが、スキー場の風景は大分変っていた。リフトは全盛期の半分程度で、客も温泉目的の団体が多く、スキーヤーは半分程度だった。途中の表万座スキー場も10年前から閉鎖しているという。車でしか行けない穴場だったので、何か寂しいものを感じた。

そんな中、スキー用具の進化には目を見張るものがあった。何年か前にカービングスキーの時もそうだった。突然上手くなった気分にさせてくれて感動した。その時、カービングはCurving(曲がる)かと思っていたら、同僚がCarving(削る)だと教えてくれた。確かに体を傾けただけでコブを削いでいく感覚だ。

今年は新調したゴーグルが素晴らしかった。以前に比べ幅が広くなり視野が広がったのと、レンズの質が良くなったのか、肉眼で見るより遥かに良く見えた。白内障の人が手術すると別世界が開けるとはこういう事かと思ったり、TVのハイビジョンを初めて見た時の感覚に近かった。用具がいいと又やる気も出て来るというものだ。

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