Tuesday 23 January 2018

カミカゼスキー

前日の金曜日、湯沢の天気予報を見ると、晴れマークが付いていた。早速朝起きて新幹線に乗ると、9時には越後湯沢に着く。駅前の立ち食いソバ屋で腹ごなしを済ませ、行き付けのレンタルスキー屋に足を運ぶ。新潟は大雪が降った言うが、道路にはその気配がない。聞くと、正月以来雪が降っていないと言う。どうやら同じ新潟でも内陸と海沿いの天気は違うようだ。

湯沢のレンタルスキー屋は、客が一人でも送り迎えしてくれるサービスが売りである。それもみつまた辺りまでも行ってくれるから有難い。その日はいつもの石打丸山へ向かった。山頂に着いた時はまだ10時前だった。家から出て3時間弱とは信じられない。予想通り天気は好天で、週末にも拘わらずスキー場は左程混雑していない。一気に麓までノンストップで滑り捲る。緩斜面でH指導員に教えられた片足スキーも練習する。途中ビールで喉を潤す以外は、殆ど休みなく滑り3時間が過ぎた。

まだ2時前だが早めに切り上げ山を下りた。そしてもう一つの目的地、ロープーウェー近くの蕎麦や「しんばし」に向かった。銘酒「うまい助」は格別で、新潟広しと言えどここでしか飲めない逸品である。冷たいへぎ蕎麦との相性は抜群で、暫し幸せな気分に浸る。適度な疲労感と酔いで新幹線に乗れば5時に帰宅出来た。カミカゼスキーの一日だった。

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