ロシアとウクライナの戦争が始まると、日本からヨーロッパに行く飛行機のルートが変わった。今までロシア上空を通っていたのが、行きはアラスカ周り、帰りは中東の南周りになった。
例えばJALで東京からマドリードに行くには、ロンドンまで14時間を飛び、更に(乗り換えを含めなくても)計16時間半は掛かる。復路はドーハなどの中東経由になるから、更に時間を要する。長い時間機内で過ごすのは、若い人なら兎も角、年配者にとっては辛いものがある。
ところが中華航空(Air China)だけは例外であった。北京からモスクワ・ミンスク上空を通るので、11時間(複は10時間)と短い。日本〜北京を入れてもJALに比べて2時間は短い。改めて中国とロシアの特殊な関係を知らされた。
時間は短いし、しかも安価というので仕方なくその便を選んだが、地上ではミサイルが飛び交っているかと思うと不安である。それでなくても先月ロシア国内線の旅客機が墜落したり、2014年にはウクライナ上空でマレーシア航空機が誤って撃墜された事件もあった。
中華航空は食事は不味く、映画サービスは故障するし乗客のマナーも悪い。加えて北京空港の職員の態度は横柄で不快になった。便利だけど懲り懲りで、もう二度と乗る事はないだろう。
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