Thursday 21 November 2013

キャロライン・ケネディーと京都

キャロライン・ケネディが駐日大使に指名され、先日皇居で信任状の授与式があった。パレスホテルから馬車に乗り、天皇に接見する一連の儀式は思った以上に厳粛そうだった。ニュースではご本人も沙流ことながら、沿道に集まった庶民、元米国大使館員など、改めて日本の伝統に魅せられたようだ。

明日11月22日は、JFK暗殺50周年の記念日だ。御父君は第2次大戦時に中尉で従軍し、乗った魚雷艇が日本軍によって沈められた。その時部下を救った勇姿が大統領選の勝利に繋がったと言われている。またキャロラインが新婚旅行に選んだのは日本だった。何かの縁かも知れないが、ケネディー家と日本の因縁を感じるのだった。

今週はまた京都を訪れた。午後から東寺、東福寺を廻った。正に紅葉真っ盛り、晴れた空の元多くの観光客が訪れていた。歩いていて、ここが大戦下爆撃されないで良かったとつくづく思った。アメリカは敢えて古都を避けたのだろうか。寺も700年前と古い。思えばケネディーの先祖がアイルランドで、悪法のキルケニー法に虐げられていた頃だ。そんなことを考えながら、過ぎゆく秋を楽しんだのであった。

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