Sunday 5 June 2011

ライラックの花

タンポポが終わりかけたかと思うと、今度はライラックとマロニエの花が咲き始めた。特にライラックのバイオレットは華やかだ。もう6月、初夏、今日はこの国の花の日だ。



それにしてもこの冬は長かった。最初の1日は1週間、1週間は1ヶ月に感じた。一面雪景色、どんよりした天気と人気のない街、そしてバルト海から吹付ける風、零下20℃の中家の中でじっと耐えるしかない。4月初め、日本から持ってきた日本酒を飲んでいるうちに無性に桜を見たくなった。居ても立ってもいられず飛行機に飛び乗ってしまった。花は人生そのもの、桜を見ると、”今年も生きている”ことを確認する。

公園で裸になって日光浴を楽しむ人が増えたが、この開放感は体験してみないと分からない。

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