Wednesday 8 June 2011

ワインは旅愁を誘う

よく「ワインって美味しい?」と聞かれる。いろいろ探してみたが、エストニア産のワインは殆どお目に掛からない。あるのは、ラズベリー味、かんきつ類のリキュールだ。やはり年間を通しての日差しが足りないせいなのか、そういえばフィンランドワインなどもあまり見ない。店に出ているのは、もっぱらフランス、イタリアなど地元産とチリ、アルゼンチンの南米産である。私は普段安くて美味しいチリ産を飲むことが多い。

先日、たまには変わったものをとモルドバ(Moldova)・グルジア(Georgia)・ルーマニア(Romania)産を買ってみた。飲んでみるといずれも糖分が高く日本の葡萄酒に似ていたが、何とも言えぬ土の香りがして旅愁を誘った。

バルト3国を中心にした世界地図が面白いのだが、そのまま南に見ていくとルーマニア、モルドバなど東欧、旧ソ連諸国が連なる。

グルジア(何故かジョージアと書いてこう発音する)は黒海を挟んだところにある。いつぞやPubで会った男が車で2,300km走って行ってきたと豪語していた。スターリンの出身地として有名であるが、ここのワインは”世界最古の葡萄畑”だそうだ。一度訪れてみたい国だ。

1 comment:

K.A said...

グルジアがジョージアと初めて知りました。
毎日読んでいます。読むのが楽しみです。