Friday 29 July 2011

若い人のパートナー探し

この国の人は日本人に似てとてもシャイだ。フランスのように白昼堂々とキスする光景もあまりないし、知らない者同士気軽に話しかけることもしない。ただ学校を卒業すると、カップルで所謂同棲を始める慣わしがある。鳥ではないが番いになるのも大変らしく、贈り物や送り迎えなど、相応のバトルとプロセスがあるという。

では若いカップルがどうやって巡り合うのだろうか?中年の、まして外人が外から見ていたのでは中々分かり難いが、その一つがナイトクラブだ。今や日本では死語になったディスコである。夜の10時から明け方までやっている。1,000円程度の入場料を払い、一杯200円の飲み物をオーダーする。一度調査と称して見学に行ったことがある。開門と同時に入ったが客は誰もいない、人々が集まって来たのは11時を過ぎてからだった。若い人々は男女別々のグループでやってきて、時間と共に投合する。早い時間から東洋人が一人で飲んでいたこともあり、警備員が後ろにピッタリと付いて離れない、これには参った。

それから公園だ。よくジョッギングしていると、若い女性2人で草むらに座り何することなく話している光景を見かける。特にこの季節、日光浴を兼ねて結構刺激的な格好でいる。しかし良く辺りを観察してみると、必ずどこかに男性グループが屯っている。冬支度ではないが、寒さに閉ざされた国で生きていく知恵なのかも知れない。

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