Wednesday 26 March 2014

石垣紀行

「尖閣諸島を見てきます!」、勿論冗談だがそう言い残して日本の最南端、先島諸島に飛んだ。昨年から石垣島に直行便が出来て、3時間半で行ける。ヨーロッパだったら3時間半も飛べば、スカンジナビアからパリの距離だ。日本は海洋面積を入れて世界6位、改めて広い国だと実感した。

着いてみると中国人らしき旅行者が多かった。聞くと台湾人だという。石垣と台北は週2便が飛んでいるらしい。そういえば街並みもどこか台湾に似ている。白い2階建てのコンクリート家屋、台湾そばに台湾式マッサージ・・・、島の西にある名倉は台湾人の町だったという。地図で見れば台湾は目と鼻の先、果たしてその後の住み心地はどうなのだろう。

それにしても島の人はあまり愛想が良くない。クールというか不愛想な感じだ。レストランで水のお代わりを頼んでも、他に誰も客がいないのにセルフサービスと言われるし、無表情な人が多い。昔薩摩が琉球を攻めたとき、琉球は島に人頭税を課した。そのためか、沖縄の人は本島の人を嫌うように、先島の人は沖縄の人を嫌うという。シンガポール人もそうだったが、兎角島国の人はよそ者を煙たく思う。日本と韓国や中国も然り、隣人感情は難しい。

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