Wednesday 21 August 2013

オークニー島の遺跡

今回の目的地の一つ、オークニー島(Orkney islands)に渡った。船に乗ろうと思ったら出たばかりだった。次の船まで待つこと5時間、こういう時はゴルフに限ると、近くのゴルフ場(Thurso Golf Club)に行った。セントアンドリュースと同じ25ポンド、どこでも気軽でいい。ところが14番を終えた頃から雨雲が近づき、あと2ホールを残して大雨に見舞われた。
 
オークニー島は北緯59度、知床が49度なのでとても寒った。島は昔バイキングが住んでいた関係で長年ノルウェーの傘下にあった。ところが17世紀に、嫁の持参金の抵当で英国に取られた経緯がある。カモメやパフィンの鳥、蘭、ナデシコ、ヒースの花が群生し、とても自然豊かだ。第2次大戦ではUボートが湾内まで入ってきて、英国の軍艦が沈められたこともあった。見所は、紀元前3000年頃のケルト人の遺跡であった。スタンディングストーンと称する大きな立石が円を描いて立っていた。ロンドン郊外のストーンヘンジに似ている。辺りは当時の住居跡もの残っていたので、古代人の生活感が伝わってきた。

島には地元のハイランドパークというウィスキー蒸留所と、オークニービールの醸造所があるというので行ってみた。ウィスキーは勿論シングルモルト、ビールは生温いエールビールである。良くもこんな遠くの島まで渡り酒造りを始めたものだ、と感心した

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