Thursday, 6 August 2026

セウタの移民騒動

 先日スペイン領土に、モロッコから6万人が押し寄せる騒動があった。場所はスペインの飛び地であるのセウタ(Ceuta)だった。「そんな所あったっけ?」と思って調べたら、確かにモロッコ半島の小さな一角だった。

スペインは歴史的な背景から来るのだろうか、意外な所に領土を持っている。有名なのはアフリカのカナリア諸島である。(行った事はないが)そこのテネリフェ島で一昨年、ゴルフのアマチュア選手権が開催された。日本から参加した女性から初めてその名前を聞いて知った。


騒動の原因はスペイン政府が、不当滞在の移民50万人に1年の滞留許可を与える発表をしたことにある。ただでさえも若者の失業率の高さ(35%)が問題になっているモロッコである。若者が飛びついた理由も頷けた。

映像で見る限り雲霞のごとく、着の身着のまま海を泳いで渡る姿は壮絶であった。ここまで追い詰められた若者も命を懸けてだったのだろう、60名近い人が死亡した。

余談だが昨年の夏にスペイン一周をした時、南端のカディスという港からフェリーでモロッコに渡ろうとした。ただ往復の切符も購入し、いざ乗船という時に「待った」が掛かった。乗っていた「EUのレンタカーでは入れない」という。結局料金を払い戻して諦めたが、後から考えると不安定な治安の中で行かなくて正解だった。

またスペインとアフリカを隔てるのがジブラルタル海峡だが、何とスペイン側の町ジブラルタルは英国領だった。

スペインからジブラルタルに入る山のトンネルには、国境があって仰々しかった。その時に時間も押していたので引き返したが、ビザなしで簡単行き来できることが後で分かり、行っておけば良かったと悔しんだ。

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