Sunday 21 September 2014

パブリックコースのゴルフ

リバーサイドと言えば聞こえがいいが、河川敷のゴルフ場に行った。しかもパブリックコース、読んで字の如く大衆コースである。ゴルフは紳士のスポーツと言われるが、譲り合いと誠実が前提の競技だ。だから訳も分からぬ人が入って来て貰っては困る、それがクラブ化した所以だろう。

そのリスクを冒して敢えてそのパブリックコースでプレイしてみた。幸い秋晴れのゴルフ日和、家から車で30分の距離は、まるでヨーロッパのような感覚だ。一緒にラウンドした英国帰りのA君は、フラットなコースとカートを曳いて歩くスタイルに、まるでロンドン郊外を思い出すと懐かしんでいた。

いい気分で後半に差し掛かった頃だった。左程詰まっていた訳ではないが、ボールを探している内に前の組と距離が空いてしまった。その時後ろから来ていた男が、「前が空いているぞ!」と怒鳴ってきた。クラブなら絶対あり得ない現象だ。それが災いしてか、楽しい雰囲気が一変し勿論スコアも崩す人が多くなった。ゴルフはデリケートな競技だ。やはりパブリックではやらない方が良さそうだ。

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